芋焼酎400種類ほど飲んできたきしころです。
お腹がタプタプになるのでビールは飲まず、基本焼酎かウイスキー。劣悪な芋焼酎しか飲んだこと無く、美味しさを知らない人に美味しさを伝えるべくこの記事を書いています。この記事のために芋焼酎を買いまくりました。
本記事では、女性や芋焼酎初心者でも飲みやすい
記事内の値段表記は全て1.8Lサイズの表記で、1,500円から4,000円までの芋焼酎を紹介しています。
初心者におすすめの芋焼酎は【芋焼酎を400種類飲んだので初心者にもオススメの芋焼酎19種を紹介する。】にて紹介してるので合わせてご覧ください。
芋焼酎の甘いとは何か?
と思いますよね。僕も芋焼酎を飲み始めた時は全部同じ味に思えました。ウイスキーも同様ですが、アルコール度数がビールなどと違い高いので、甘みをよりアルコールを感じやすいんですよね。
しかし、ある程度飲み慣れてきたり、ロックではなく水割りやソーダなどで割ると甘みを感じることができます。
芋焼酎のバーなどでは色んな瓶の香りを臭わせてもらうこともできるので、是非香りを感じてみてください。
甘い芋焼酎その1:木挽ブルー
原材料さつまいも(黄金千貫)、米麹参考価格1,500円
商品名 | 木挽ブルー |
---|---|
原産地 | 宮崎県 |
メーカー | 雲海酒造 |
今回紹介する芋焼酎の中で最も安い芋焼酎。「こびきブルー」と読みます。アルコール度数が25度と20度のものが発売されています。「日向灘黒潮酵母」という独自の酵母を使用し、宮崎・綾の日本有数の照葉樹林が生みだす清らかな水を仕込み水として造られたこだわりの一品。
芋の香りは適度にあり、主張が強すぎるほどではないので女性でも飲みやすいでしょう。
ロックか水割りで飲むのがおすすめですね。自宅でサワーを作る時に飲む際に使う焼酎としてあまり向いていません。
甘い芋焼酎その2:白玉の露
原材料さつまいも(黄金千貫)、米麹(白麹)参考価格2,100円
商品名 | 白玉の露 |
---|---|
原産地 | 鹿児島県 |
メーカー | 白玉醸造 |
白玉の露は、3Mと言われるプレミアの芋焼酎の一角を占める「魔王」の蔵が作っている芋焼酎です。
むしろ魔王より白玉の露がメインの芋焼酎。地元大隅産のさつまいも「黄金千貫」を使い白麹で仕込んでいるのでマイルドな仕上がりになっています。
「魔王」「元老院」「天誅」も白玉醸造から出ている飲みやすい芋焼酎なので是非お気に入りの1本を見つけてください。
甘い芋焼酎その3:さつま颯風
原材料さつまいも(黄金千貫)、米麹(黒麹)参考価格2,100円
商品名 | さつま颯風 |
---|---|
原産地 | 鹿児島県 |
メーカー | 若潮酒造 |
さつま颯風(さつまはやかぜ)は鹿児島県大隅地方で育てられ黒麹で造られます。
伝統的な蒸留器 ”木桶蒸留器”を用い時間をかけて蒸留するためまろやかな味わいが特徴。
香りは少しアルコールの香りがきついものの、味わいは本当にマイルドなので見かけたら飲んでみてください。(鹿児島県以外で見たことないですが)
甘い芋焼酎その4:海
原材料さつまいも(ベニオトメ)、米麹(黄麹)参考価格2,500円
商品名 | 海 |
---|---|
原産地 | 鹿児島県 |
メーカー | 大海酒造 |
海は醸造元、鹿屋産の「ベニオトメ」という芋を使い黄麹で仕込まれます。
僕が最初に出会った飲みやすい芋焼酎です。19歳の時に働いた居酒屋においてあり就業後にちょっと飲んでて見つけましたね笑
農林水産大臣賞を受賞した水「寿鶴」を仕込み水として造られる贅沢な一品。寿鶴自体が20Lで2600円ほどする商品ですが海自体そこまで高価ではありません。
芋の癖が好きだったり、芋焼酎を常飲する方にはほぼおすすめ出来ませんが、これから芋焼酎を飲みたい方に一本おすすめするしたら絶対に海をおすすめします。
ラベルも可愛いので女性の家にあっても遜色ありませんね。
甘い芋焼酎その5:三岳
原材料さつまいも(黄金千貫)、米麹(白麹)参考価格2,550円
商品名 | 三岳 |
---|---|
原産地 | 鹿児島県 |
メーカー | 三岳酒造 |
三岳は僕が鹿児島に行った際、泊めてもらった友人の家で飲んだ芋焼酎です。
以前は手に入りにくかった時期もありましたが、現在はAmazonや楽天でも日常的に入手可能。近所の酒屋だと高いことがあるのでネット販売がおすすめです。
癖の無い焼酎なのでどの料理にも合うのが特徴。世界遺産の屋久島で造られるというロマンを感じることの出来る一品。
甘い芋焼酎その6:吉助赤
原材料さつまいも(ムラサキマサリ)、芋麹参考価格3,200円
商品名 | 吉助赤 |
---|---|
原産地 | 宮崎県 |
メーカー | 霧島酒造 |
吉助赤は居酒屋やコンビニでよく見かける赤霧島のプレミア版芋焼酎です。
従来芋焼酎の麹には米が使われてきました。芋を麹にするのは技術的に困難だったためです。霧島酒造に独自の技術で芋を麹にすることを可能にし、より芋本来の味わいが経つ芋焼酎が誕生したんですね。
公式にロックでの飲み方をおすすめしていますが、水割りにしても甘みが残って非常に美味しい。赤霧島に対して1,000円ほど高いですが価値のある一品だと思います。
甘い芋焼酎その7:明るい農村赤
原材料赤いも(アヤムラサキ)参考価格3,200円
商品名 | 明るい農村赤 |
---|---|
原産地 | 鹿児島県 |
メーカー | 霧島町蒸留所 |
明るい農村赤は赤芋で造られる芋焼酎です。香りも他の芋焼酎と違って非常に芋の香りが強いのが特徴。若干アルコールの香りも感じるものの後味は焼き芋のように香り高いです。
ちょっと贅沢にレモンチューハイをこれで作っても非常に美味しいです。
もっと香り高い芋焼酎が良い方は全て赤芋だけで仕込まれた赤芋全量がおすすめ。通常の明るい農村赤より数百円高いほどなので、芋焼酎を飲み慣れていない方はこちらを最初から飲んでもいいかもしれません。
甘い芋焼酎その8:一刻者紫
原材料紫芋、芋麹参考価格3,300円
商品名 | 一刻者紫 |
---|---|
原産地 | 南九州(宮崎県、鹿児島県) |
メーカー | 宝酒造 |
これは飲んだ瞬間に芋焼酎初心者なら
と思うぐらいのインパクトがあります。正直結構甘い焼き芋食べてるみたいな感じ。焼芋超えてモンブランというか、本当にすごいので一度飲んで欲しい一品。
少々高いですが今回紹介してる中で最も香りが強い芋焼酎です。本当に甘い。
甘い芋焼酎その9:杜氏潤平
原材料宮崎紅、米麹(白麹)参考価格3,800円
商品名 | 杜氏潤平 |
---|---|
原産地 | 宮崎県 |
メーカー | 小玉酒造 |
鹿児島県以外で見たことのない芋焼酎。杜氏潤平「とじじゅんぺい」と読みます。
少々のフルーティな香りにとても旨味の強い味。宮崎県に住む友人から教えてもらいましたが彼以外飲んだ人を見たことがありません。
「繊細」・「調和」・「余韻」をテーマに食用の宮崎紅を使用して造られています。紅芋特有の甘さも合ってこの焼酎ほど飲みすぎる焼酎は今までに出会っていません。
少々高いので、飲みやすく甘い芋焼酎を飲みたいなら先程紹介した一刻者紫がいいかもしれません。
甘い芋焼酎その10:愛子
原材料さつまいも(黄金千貫)、米麹(白麹)参考価格4,000円
商品名 | 愛子 |
---|---|
原産地 | 鹿児島県 |
メーカー | 三岳酒造 |
愛子は、鹿児島に旅行へ行った際焼酎バーでレコメンドしてもらった一品です。愛子さまご誕生の際に皇太子殿下(現平成天皇)へ献上された焼酎でもあります。
今回紹介した三岳と同じ酒造が作っているので世界遺産の屋久島で造られている芋焼酎。
香りは芋というより南国のフルーツ。特にバナナのような香りがします。
ロック、水割りはでもいいのですが是非冬にお湯割りで飲んで頂きたい焼酎。ちょっと高いので覚悟はいりますが…
まとめ
女性におすすめの甘い芋焼酎を10個紹介しました。
10個もあると迷ってしまうかと思いますが、予算があるなら一刻者紫を。
本記事で自分に愛称のいい甘い芋焼酎を見つけてくれたら幸いです。