【話が通じない】動物愛護(団体)について猟師の立場から物申す

フリーランス農家のきしころです。

僕は猟師として鹿や猪、カルガモなどを狩っています。お金を払って肉がどこでも買える現代において、猟師は「わざわざやる」という言葉がぴったりの行為でしょう。銃を使った猟をするのは公安委員会や警察、近隣住民との関係が良好でなければなりません。

手続きは全て平日で、取得まで非常にお金と時間を要します。そして毎年狩猟税を支払って狩猟を行なっているわけです。

そんな僕ら猟師は、常に動物愛護の人たちとバトルを繰り広げます。今回は猟師の立場から冷静に動物愛護(団体)の方に物申します。

動物愛護とは?

動物愛護とは、簡単に言ってしまえば

きしころ
動物を大切に扱う団体のこと

と言っていいでしょう。犬や猫はもちろん、僕が狩っている鹿も動物なので

“動物愛護の方”
鹿を殺すな!このサイコパスが!!

って批判してくるわけですね。

動物愛護については色んな団体があってそれぞれ理念が違うと思います。興味がある方は日本動物愛護協会などを覗いてみてください。僕は全く興味ないです。

猟師は法律の範囲で狩猟を行う

“動物愛護の方”
この犯罪者が!

と結構言われるのですが、僕たち猟師は法律の範囲で狩猟を行なっています。

動物愛護の方は僕ら猟師に殺意を覚えているので

きしころ
法律の範囲内なんですが〜

と何度言ってもまず通じません。猟師は法律に基づいて狩猟を行なっている。これは大前提です。そもそも狩猟免許は国家資格です。

動物愛護の方は異常に攻撃的

動物愛護の方は非常に攻撃的です。なぜかは分かりません。一例として花巻猟友会のFacebookページに寄せられているコメントを見てみましょう。

この斉藤竜二さんはどんな投稿しても異常に攻撃的にコメントしてきます。他のコメントも見たい方は花巻猟友会Facebookページへどうぞ。

続いて「奈良女子大 ハンティングサークル」の投稿についてコメントを紹介します。

おっとここにも先程花巻猟友会に批判コメントしてた斎藤さん!あんた本当に暇だな。

「シカトかよ?クソ女ども。ブスの集まりなんだろぉーなぁー。男に相手にされないから動物殺してストレス発散している会です!に名前変えろ(原文ママ)」

なんて知らない人にコメントできますか?できないですよね。

しかし動物愛護の方がしているコメントとしてはよくあるレベルなので、僕は全く不思議に思いません。

他にもコメントを見たい方は奈良女子大ハンティングサークル公式Facebookページをご覧ください。

動物愛護の方で論理的な話ができる人は極稀

下記の写真を見てみましょう。要約意訳するとこうです。

  1. 花巻猟友会がカラス駆除の報告をする
  2. 動物愛護の方「カラスは無害。有害なのは猟師」と言う
  3. 一般の方がカラスの有害性について説明
  4. 動物愛護の方「この地球が人間だけのものだと勘違いしている人にとってはそうでしょうね。地球規模で見れば、そういった人間こそが諸悪の根源でしょう。」
  5. 動物愛護の方「とりあえずあなたがこの世からいなくなれ」

話の通じなさ具合がわかって頂けますでしょうか。この辺は以前書いた花巻猟友会大炎上に見る動物愛護と狩猟者の関わり方についてを読んで頂くと理解して頂けるでしょう。

花巻猟友会大炎上に見る動物愛護と狩猟者の関わり方について

2018.02.08

僕が3年以上猟師をやってきて、基本的な話ができた動物愛護の方は、たった1人です。その方は話が通じない動物愛護の方が多く、動物愛護の印象が悪いことを嘆いていました。

Facebookで議論を展開しようと猟師や一般の方が促しても、

“動物愛護の方”
うるさいお前が死ね!

というレベルで全く話が通じません。ほんとに通じなさすぎてびっくりするレベルです。

動物愛護の方は、本気で動物を守ろうとしていない

ここまで来たら結論はこうです。

きしころ
動物愛護の方は、本気で動物を守ろうとしていない
です。

例えば、現在狩猟が認められている鹿を本当に守ろうとするなら、やるべきことは猟師の批判ではありません。「鹿を殺す必要がないことを理論で証明する」ということのはずです。猟師を批判しても状況が好転しないのは中学生でも分かることでしょう。

林野庁による公式発表では、平成28年度の鹿による農作物の被害額は56億円です。

引用:野生鳥獣による農作物被害の推移(鳥獣種類別)

ちなみに鹿は平成29年度、586,800頭が日本全国で捕獲・駆除されています。ニホンジカ・イノシシ捕獲頭数速報値(平成29年度)より

年間586,800頭獲っても被害額が56億円。動物愛護の方がやるべきなのは

  1. 国と組む
  2. 捕獲を禁止した場合の被害金額を科学的に算出
  3. 被害金額をどうするか議論
  4. 被害を被る方への説明
  5. 今後鹿と共存していく方法の議論

などなど死ぬほどやることはあります。猟師の批判してる時間なんて1秒でももったいないです。ちなみに国と組む時点で絶対ムリ。理由は鹿の捕獲を禁止するという理想がぱっと考えただけでも実現不可能だからです。

動物愛護の方とは関わらないこと

正直僕は彼らと関わることで、狩猟者と動物愛護関係者の関係性は良くなるものだと思っていました。でも絶対無理だと気づいたんです。なぜなら彼らは話が通じなかった。。。いくらこちらが歩み寄ろうとしても無理なんです。

動物愛護の彼らにとって猟師とは

  1. 鬼畜で
  2. サイコパスで
  3. 都合のいい批判対象

という立ち位置じゃないとダメだったんです。今後どれだけ議論が可能な動物愛護の方が出てきても状況は好転しないでしょう。

動物愛護はタチの悪い1つの宗教だと僕は思っています。たまに稀な人もいますが、ハズレの人が多すぎるので今後も新たに関わることは無いです。