「罠猟をしたい!」という人は、獲った後の事を考えておかないとダメな話

猟師4年目やってるきしころです。

僕のLINE@には毎日3人ほどが連絡してくれるんですが、最近多いのが

狩猟したくて悩む人
最初は罠猟でいいですかね!

という人です。

確かに罠猟は銃の所持に比べて圧倒的に始めるハードルは低いです。

しかし、罠猟だからこそ気をつけて欲しいことがあるのでここで紹介しておきます。

獲った後どうやって殺す?

一番の問題がこれです。

きしころ
鹿が罠にかかったとして、どうやって殺すか?

ということ。下記は箱罠に入った鹿です。

たまに

狩猟したくて悩む人
槍で突きます!

とかいう人が居るんですが、こんな暴れてる鹿に槍刺したら全身刺し傷だからけなって食う場所ないですよ。っていうかその前に100回ぐらい刺さないと死なないと思うので自分の精神力の方が心配です。。。

くくり罠にかかった鹿は足一本だけくくられてますが、3本の足で逃げようとするので非常に危険。毎年何人かの猟師がナイフで挑んで鹿に蹴られて怪我します。後ろ足で腹蹴られたら内蔵破裂しますから気をつけてほしいところ。

ちなみにこれが猪だった場合、足一本引きちぎって突進してくることもあるので注意。

猪には毎年少人数ながらも猟師は殺されてます。

罠猟こそ銃が必要

僕は

きしころ
罠こそ銃が必要

だと思います。

日本には罠のみで猟をする千松さんや、生け捕りにする専門家の片桐さんなどがいますが、彼らははっきり言って罠猟のプロです。

多分僕が10年ついてっても真似出来ないと思います。

生け捕りは本当に信じられないですね…銃持ってても猪が突っ込んできたら逃げ出したいぐらい怖いですから。

こんな牙で刺されたら失血死しますわ。

猪くくり罠シーンです。

狩猟は気軽にできるものじゃない

最近は狩猟ブームで気軽に免許を取る人も増えてきました。

しかし、免許を取って実際に鹿や猪を穫れるのは50人に1人もいないのではないでしょうか。僕も狩猟免許の時に10人ほどと「これからがんばろうな!」と言っていたものの、銃を所持したのは僕ともうひとりだけで、彼は今狩猟をやってるかも分かりません。

気軽に取れる免許ではありますが、狩猟は自然との戦いです。自分が死ぬか相手が死ぬか。

その覚悟が出来た人じゃないと狩猟を行ってはダメだと、僕は思っています。

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