宅飲み大好きなきしころです。日本酒からウイスキー、芋焼酎からワイン何でも飲みます。
芋焼酎や日本酒、ウイスキーの紹介記事は下記で紹介しています。
そんな宅飲みをあげるべく、今回はクラフトジンへチャレンジしてみようということで、5万円程クラフトジンをAmazonで購入。色々飲んでみて味やコスパを考えてみたので、
という人は是非参考にしてみてください。
それにしてもクラフトジンは結構高いです涙
720mlで5000円近くするものが少なくないので中々手が出しづらい。それでも読者と自分のために身銭を5万円切ったので信用して参考にしてもらっていいです笑
まずいものはまずいと言います。
クラフトジンの判定要素
今回買ったクラフトジンは11個。
それら一つ一つを4つの判断基準でまとめてみました。
- 値段
- 味(香り)
- 生産地
- ジントニックにした時の味わい
クラフトジンおすすめ11選
クラフトジンおすすめその1:カフェジン
値段 | 4500円/720ml |
---|---|
味(香り) | 強めな山椒 |
生産地 | 宮城県(ブレンダーは千葉県で行う) |
ジントニックにしたとき | 最高に美味しい |
今回買ったクラフトジンの中でダントツに気に入ったジンです。山椒の強いスパイシーな香り、ゆずなどの柑橘系。ボタニカルでこれこそクラフトジン!という感じ。
『ニッカ カフェジン』は、大麦麦芽(モルト)やとうもろこしなどの原料を「カフェスチル」で蒸溜した「カフェ蒸溜液」をベースに、山椒、ゆずなどの和柑橘、ジュニパーベリー等を「カフェ蒸溜液」に別に浸漬、それぞれの香味成分を十分に抽出した後、再蒸溜したスピリッツを複数ブレンドしたプレミアムジンです。和柑橘の爽やかな香りと山椒のスパイシーな香りが調和し、コクを感じさせる甘い口当たりと、ボタニカル由来の香りが重なり合う複雑な味わいが特長です。
と公式HPにも書かれている通りの香り。
クラフトジンのデビューにこれを飲んでしまうと、他のクラフトジンがもの足りなくなるかもしれません。我が家でもこのカフェジンはダントツで無くなってしまいリピートしました笑
ジントニックも美味しいけど、是非ソーダで割って飲んでみて欲しい一品です。宅飲みに持っていっても喜ばれると思いますね。
4,500円と少し高いのだけがネックだけど買う価値ありの一品!
クラフトジンおすすめその2:樹々
値段 | 2,000円/720ml |
---|---|
味(香り) | ちょっとボタニカルなジン |
生産地 | 鹿児島県 |
ジントニックにしたとき | 普通 |
最近鹿児島や宮崎の蒸留所がクラフトジンに参入することが多いですね。樹々も2018年に鹿児島の濱田酒造から発売されました。
ベースは米焼酎で国産柚子をはじめとした、ジュニパーベリー、カモミール、オレンジピールやコリアンダーなど7種類のボタニカルを使用しているそう。
値段も2,000円と先程のカフェジンの半額以下ですが、そこまでクラフトジンという感じはしませんでした。もう買うことはないですね笑
クラフトジンおすすめその3:バクール ドライジン
値段 | 2,900円/500ml |
---|---|
味(香り) | 木っぽい。 |
生産地 | イタリア |
ジントニックにしたとき | 王道のジントニックという味 |
イタリアのボッテガ社で製造されているクラフトジン。500mlで約3,000円と720ml4,500円のカフェジンと同じ様な値段です。
そもそもクラフトジンなのか分からないですが買ってみました笑
公式メーカーからカクテルの作り方動画も出てるほどですが、ほとんど再生されてませんね笑
木の様な香りがするので少しクセのある味と言えるかも。ジントニックにするのはおすすめ。
万人受けじゃない味だけどボトルはおしゃれ。あと少数製造なのでシリアルナンバーが裏に書かれています笑
この値段ならやはりカフェジンのがおすすめかも。
クラフトジンおすすめその4:KOZUE
値段 | 2,900円/720ml |
---|---|
味(香り) | みかんの皮を焼いた香り |
生産地 | 和歌山県 |
ジントニックにしたとき | みかんの香り |
コウヤマキの葉、温州みかんの皮、レモンの皮、山椒の種等の和歌山素材が使用されたクラフトジン。僕は結構好きです。
僕は
ロックで飲もソーダでもトニックでもおすすめ。美味しいです。
山椒とかスパイシーなジンよりフワッとした香りが好きな人にはおすすめ。
クラフトジンおすすめその5:ヘンドリックス
値段 | 3500円/700ml |
---|---|
味(香り) | 苦め |
生産地 | スコットランド |
ジントニックにしたとき |
有名なウイスキー、グレンフィディックのグランツ社の作るクラフトジン。スコットランドで蒸留からボトリングまで行われています。ちょっと苦味のある美味しいクラフトジンです。苦味があるからと言って飲みにくいわけではないです。
ウォールストリート・ジャーナルの選ぶ、世界のベストジンにもノミネートされたこともあるほど王道のクラフトジンといった感じ。
今回買った11本の中でベストジントニックを選ぶとしたらヘンドリックスを選びます。それほどシンプルに美味しい。逆にシンプルすぎてちょっと高いクラフトジンをわざわざジントニックにする意味はあるのか?と言われると….とも言えますね笑
クラフトジンおすすめその6:マルフィー
値段 | 4500円/700ml |
---|---|
味(香り) | 非常にさっぱりしたレモンの香り |
生産地 | イタリア |
ジントニックにしたとき | めっちゃ美味しいレモンサワー笑 |
マルフィのジンは色々ありますが画像の通りレモンの柄があるやつを買いました。めっちゃ美味しいです。ただこのレモン柄のジンは中々買いづらくなってるみたい。
マルフィ・ジンの製造者のベルガノ一族に代々伝わる、独自のレシピでアマルフィ産スフザートレモンなどがブレンドされているそう。
マルフィ・ジンは他にも数種類発売されているので仕事してお金稼いだら全部買ってレビューしたいとおもいます笑
ジントニックにしたときは、ジントニックというよりレモンサワーのような味わいになりました。しかしそれほどレモンの香りが強いジンです。
クラフトジンおすすめその7:まさひろ
値段 | 3,300円/700ml |
---|---|
味(香り) | フルーティな泡盛 |
生産地 | 沖縄 |
ジントニックにしたとき | あまり合わない |
沖縄初めてのクラフトジン。沖縄らしくベースが泡盛なのでジンというより泡盛です笑
泡盛嫌いな人でも飲める泡盛。という言葉が一番合うかもしれません。シークワーサーやゴーヤ、グァバなどが使われています。
クラフトジンとしておすすめなのかはちょっと難しいところですが、僕は愛飲しています。ジャパニーズジンとしてイギリスでもいい評価をもらっているそうですよ。
ジントニックには超絶不向きなクラフトジンと僕は思ってます笑
クラフトジンおすすめその8:キヨス 愛知 クラフト ジン
値段 | 1650円/500ml |
---|---|
味(香り) | 普通のジン |
生産地 | 愛知県清須市 |
ジントニックにしたとき | 普通のジントニック |
稲沢市の金時生姜、西尾市の抹茶、蒲郡市の蒲郡みかんなど愛知県産の素材が多く使われているジン。僕は愛知県在住なので買ってみましたが、届いたら割れてたのでAmazonに連絡したらもう一本くれました笑
ん〜、正直印象にないジンですね笑
ジンとしてではなくレモンサワーの元みたいな感じで使ってしまいました笑
クラフトジンの中では安めなのでクラフトジンデビューにはいいかもしれませんが、あまり美味しいと思えないかもしれません。
クラフトジンおすすめその9:和ジン
値段 | 3850円/700ml |
---|---|
味(香り) | 辛口。香りは少なめ。 |
生産地 | 茨城県水戸市 |
ジントニックにしたとき | あまり合わない |
日本酒を蒸留し10年間貯蔵したスピリッツをベースにしているそう。
和ジンを作っている明利酒類は大阪天満天神全国梅酒大会で黄門賞(1位)を受賞した「百年梅酒」や、全国新酒鑑評会で通算12回金賞を受賞した「清酒副将軍」などツワモノ揃い。イギリスでもかなり評価されているそう。
結構期待していたんですが、味わいは微妙。瓶は非常におしゃれですがね笑
友人10人ほどでジンの飲み比べを行ったんですが、期待度の割に一番評価低かったのがこの和ジンという結果に…
クラフトジンおすすめその10:アルケミエ
値段 | プレミア価格 |
---|---|
味(香り) | 複雑なボタニカルの香り |
生産地 | 岐阜県郡上市 |
ジントニックにしたとき | 最高 |
岐阜県郡上市で作られるクラフトジン。辰巳祥平という方が作られていますが、彼は世界一周酒の旅を終えて日本に帰国後、郡上八幡で蒸留酒を作り始めたそうです。
僕の友人がトルコを旅行中の辰巳さんに会ったそうですが、会った時カバンの中に酒しか入ってなかったとか。世界のお酒を見てたどり着いたのが蒸留酒。そしてジンという辰巳さんの歴史を感じながら飲むアルケミエは非常に不思議な気分になります。
アルケミエはラテン語で「錬金術師たち」という意味だそう。月に1,2回郡上八幡の蒸留所に併設のバーで色々飲めるそう。
購入できる酒屋さんはほとんどなく、バーで出会ったら是非飲んでみてください。
クラフトジンおすすめその11:桜尾
値段 | 2100円/700ml |
---|---|
味(香り) | 柑橘系の香り |
生産地 | 広島県廿日市市 |
ジントニックにしたとき | 美味しい |
桜花が使われるなど日本を意識したクラフトジン。桜尾オリジナルの他にリミテッドというものがあり、こちらは史上初、全材料が日本産というジンです。オリジナルは2,100円程度。リミテッドは6,000円ぐらいします。ちょっと高いけど日本人としては感慨深いジン。僕もバーでしか飲んだことないです。
レモン・柚子などの柑橘類やヒノキに加えて牡蠣殻を使われています。牡蠣殻ってのがなんかすごい。
さすがに牡蠣殻の香りはしませんが笑
柑橘系の香りが少し高めで飲みやすく美味しいです。
おすすめクラフトジンまとめ
今回購入した11種類のクラフトジンを自分なりにまとめてみました。
不思議なことに海外で評価されているクラフトジンは友人に飲んでもらっても不評でした笑
まだまだ僕のレベルが低いのかもしれませんが、美味しく飲めればそれでオッケーです。
ジントニックをたくさん飲む人はトニックウォーターの素を買ってもいいかもしれません。僕はこれを買って常備しています!
まず迷ったら少し高いですがカフェジンがおすすめ!是非買ってみてください!ジンの世界が広がるはずです!