最近は海外ノマドしまくってます。5月から6月中旬まで約1ヶ月間海外でノマドしてきました。(タイ、台湾、フィリピン)
こんな声をネットでもよくみるようになりましたね。今回は海外ノマド経験者の僕が海外ノマドの生活実態、収入、なり方を徹底解説していきます。
結論から言うと海外ノマドには誰でもなることが可能です。特殊な人達がやってると思って諦めている方は、一度挑戦してみる価値がある働き方だと僕は思います。
海外ノマドとはそもそも何か?
ノマドとは元々英語で「遊牧民」を指す言葉です。ノマドワーカーの短縮語で、つまり
という意味になりますね。
僕は1年に3ヶ月ほどノマドしてます。9ヶ月は愛知県にいるので完全なノマドではないんですが、3ヶ月家以外で仕事していたらノマドと言ってもいいと思います。
特に東南アジアの物価の安い国で海外ノマドする人が多いです。理由は
- 日本から近い
- 物価が安い
- 食べ物が美味しい(慣れ親しんだ味も多い)
- 気候がいい
というものでしょう。僕もタイや台湾でノマドしますが、いつでも日本より暖かいし、物価も安いことからこの二カ国を選んでいます。加えて人も優しいですからね。他にはメキシコやスペインなんかも人気ですね。
日本のスタバやカフェで仕事してる人もノマドです。別にMacBook広げてドヤってるなんてMacBook所持者は誰も思っていませんので笑
海外ノマドの職種4つ
海外ノマドを代表する職種を4つ紹介していきます。国内でノマドしてる人も基本的にこのような職業になります。
なお、今回紹介する職種では全てパソコンスキルが必要となります。僕はパソコンを使わずに海外・国内ノマドをする方法を知りません。(株の取引とかになるのかな?)
基本的にフリーランスとして海外ノマドを行う人が多いですが、稀に会社員として働きながら海外ノマドしてる人を見かけます。とは言っても会社員で海外ノマドを許してくれる会社は少ない&ほぼIT企業だと思うのでパソコンスキルが必須なことに変わりはありません。
エンジニア
海外ノマドの中で最も平均収入が大きい上になりやすい職業だと思っています。僕も何十人と見てきました。
と思う方が多いですが、別に難しくはありません。やったことがないのでイメージできないだけです笑
フリーランスエンジニアの方は皆年収700万とかもらってますね。週3勤務で50万円の案件を行う人もいれば、週6バリバリ働いて1000万貰う人もいたりします。
僕もプログラミングスクールに通っていた経験からエンジニア系の記事を結構書いているので合わせてご覧ください。
ライター
ライターも多いですね。ただし給料は低めです。
クラウドワークスなどでライティング案件をこなしながらノマドします。
稼いでる人でも平均月収は10万円とかになってしまうかもしれません。なおかつ仕事する時間も長くなるので単純労働が多くなります。もちろん30万、50万と稼いでる人もいますが、大きなキャリアやセンスを持っていたりします。
ライターとしてノマドしたい方は、自分のキャリアを考えて、低価格な案件をこなしすぎないように注意しましょう。
ブロガー、アフィリエイター
僕はここに当てはまります。大きなパソコンスキルも必要なく、自分のブログを書いていき収益を上げます。
自分の経験が多いほど書くことが増えていくので、国内外問わず飛行機で飛びまくっています。僕は月1絶対に旅行を徹底。
今日見ていただいている記事も、海外ノマドをしている経験から執筆していますからね。行動の全てが記事に起こせて、お金になるものはなかなかありません。
ただし、最初の半年は時給0円で頑張ってください。という厳しい道のり。100人始めても稼ぎ出す前に80人が辞めていきます。残った20人が3万〜10万稼いで、1人が100万稼ぐようなイメージ。ちなみに僕は100万円です。(ブロガー歴2年半)
ライター×ブロガーという働き方はいいかもしれませんね。
デザイナー
グラフィックデザイナーのノマドはほとんど見かけません。なぜなら売上げアップが結構難しいので。
アート領域なので結果を数値に出すのが結構難しいんですね。ブログなら、サイトの訪問者○万人。ライターなら文字数で結果を示すことができますが、デザイナーは本当に難しい。
フリーランスデザイナーの平均月収も20〜40万と高くありません(僕の友人値)。デザイナーで100万稼いでる人には会ったこともありませんし、ほとんどネット上でも見かけません。会社員の方ならいるのでしょうか?(情報不足で申し訳ないです。)
海外ノマドの収入・生活費はいくら?
気になるのは海外ノマドの懐事情。これはぶっちゃけてしまえば「人や職種による」としか言いようがありません笑
海外ノマドの生活をどのようにするか?で必要な生活費は変わってきます。それに合わせて皆さん働く量を調整しているようです。バンコクであれば月10万円の収入で余裕をもって暮らしていくことが可能。台湾だったら15万円ほどあると余裕ですね。
また、一つの国に留まらず移動しまくるノマドは移動費も稼ぐ必要があります。感覚値ですがやはり東南アジアでノマドしている人が多いですね。日本も近いし物価も安くご飯も美味しいので。
先程も話しましたが、僕はブロガーとして月商100万円ほどです。
ブロガーとして収益を出していきたい方は【初心者必見】ブログ月商100万を越えるために大事な9個の力もご覧ください。
海外ノマドになる方法を紹介
とはいいつつ
職種によっても違うのですが、まずは行動しましょう!(としか言えません笑
ちなみにいきなりフリーランスになれるのは先程紹介した中ではブロガー、ライターのみです。他の職種は最初就職して実績を積む必要があります(相当優秀ならいっきにフリーランスになれますが)
フリーランスエンジニアになる方法
フリーランスエンジニアに興味があるなら、自分はプログラミングが好きか調査するために無料体験レッスンを受けてみましょう。
本買ったり、ネットで調べたりする人がいますがはっきり言って時間の無駄です。
さっさとプログラミングスクールの無料体験を受けちゃえばいいんです。フリーランスエンジニアは給料も高い上に仕事量も少ないので僕が0から海外ノマドを目指すなら、フリーランスエンジニア一択でしょう。
無料体験については「未経験から時給3000円のエンジニアになれる?という侍エンジニア塾の無料体験を受けてみた」をご覧いただくと理解が深まるでしょう。
ライターになる方法
ライターならさっさとクラウドワークスに登録して一個案件を取ってみてください。きっと自分の経験から取れる案件があります。
そして給料の低さに絶望してください。本当に厳しいですよ。一度やってみるとわかります。
最初は給料が異常に低いのがライターです。実績積まないと本当に給料安い。厳しい道のりを示されることになるでしょうが、書くのが好きな人にはいいですね。
ブロガーになる方法
ブロガーになるなら今すぐブログ開設しましょう。アメブロは辞めてくださいね。
はてなブログまたはWordPressしか選択肢はありません。
ちなみに僕はWordPressなので流れを説明しておきます。
- エックスサーバー契約
- ムームードメインでドメイン取得(〜〜.com)みたいなやつ
- 上記2つを結びつける
- ストーク(僕が使ってる有料デザイン)を入れる
これだけで準備完了です。ぶっちゃけここまで行えば僕のブログと大枠は同じ状態になります。初期費用は3万円ほど。慣れない作業なので最初は混乱すると思いますが頑張ってください。
会社員やりながらブログを始め、フリーランスになった人として2人紹介しておきます。
AiTimeとまじまじぱーてぃ。二人共女性ですが現在はフリーランスとして実績を上げています。退職エントリーもあるので参考にどうぞ。
デザイナーになる方法
デザイナーなら、今すぐどこかのアルバイトかインターンに入りましょう。そしてグラフィックソフトの技術をどんどん習得していく。グラフィックデザイナーですね。
まずはIllustratorやPhotoshopなどのソフトが使えないと話になりませんので。スピード感意識して習得していきましょう。
ある程度出来るようになってきたらクラウドワークスとかで案件取り始める。
最初は友人の仕事を受けるのもいいですね。依頼された120%の納品をしていたら、どんどん仕事が入ってきますよ。
僕の友人は新卒でフリーランスデザイナーになりましたが、新卒フリーランス、なめてました。という記事を書いています。
実際の海外ノマド生活1日
あくまで僕の場合ですが紹介していきます。(場所はバンコクで紹介)
朝7時:起床
僕は朝の7時に起きます。海外ノマドをしていても、日本の企業とコミュニケーションを取ったりするので日本時間で起床。
大体日本では9時起きなのでバンコクでは7時に起きるということです。
下記ツイートではなぜか夜の21時になってますが朝の9時。起きたら朝ごはんを探します。と言っても僕の朝はフレッシュジュースと決まっています。
バンコクは日本と2時間の時差(遅れ)があるのでこちらで7時に起きれば日本では21時です。
朝ごはんは毎日フレッシュジュースにするつもり。マンゴー美味しいね!150円ぐらい pic.twitter.com/0tvqmDgwoK
— きしころ@株で4億円目指す (@kagoshimato) 2018年5月22日
基本は1000円ぐらいのゲストハウスに泊まってます。
ちなみにタイを始め東南アジア各国では1ヶ月4万円ほどで、ジム・プール付きの家を借りることができます。
1泊だけしました。
本日の仕事場です。
プール&ジム付きという素晴らしさ pic.twitter.com/kueboffCb6
— きしころ@株で4億円目指す (@kagoshimato) 2018年6月8日
バンコクでお気に入りの宿です。経営は日本人の方ですが日本語で案内などはしていません。欧米人向けにやってるゲストハウスですね。
ここ、5泊してるゲストハウス。一泊660円タオル付き。エアコンガンガン聞くし作業台あるし。
面してる通りは屋台通り。最高かな? pic.twitter.com/Dsz4fc1mgB
— きしころ@株で4億円目指す (@kagoshimato) 2018年5月28日
8時〜11時:仕事
8時〜11時までお仕事です。こうやってハンモックでやることもあります。(3時間もハンモックでやると腰が死にます)
ゲストハウス(安宿)によってはイスと机が用意されているところがあるので、事前に調べて行くことが僕は多いです。主にブログ記事の執筆や、日本の会社からもらっている業務をやります。終わったらランチ。基本1人です笑
大体1食150円程度で済ませてます。↓お気に入りのカオマンガイ(タイのチキンライス)
11時〜作業カフェを探す
ランチを済ませたらついでに作業カフェを探します。
バンコクは作業カフェが結構あります。しかも大体空いてるので居座ってもなんも言われません。値段は現地してはちょいと高めですが、欧米人向けにやってる本気の店が多いので超絶美味しいです。
↓お気に入りの作業カフェ。チョコ美味しくて最高。
スーパーハイカロリー飲み物。
Duc De Praslin Belgium(ドゥック・ド・ブラスリン)。140B(450円ぐらい)でチョコ2つついてくるコスパ。チョコ激ウマ。wifi爆速でよし。 pic.twitter.com/utEPAzFosm
— きしころ@株で4億円目指す (@kagoshimato) 2018年5月26日
wifiの強さを事前に確認してから行くといいでしょう。下記の様なことになって全然仕事が進みません。
本日のバンコク作業カフェ
オンヌット駅徒歩7分。
「The Bedrooms」です!カフェモカ95バーツ(300円ちょい)!美味しい!Wi-Fiは結構弱めです。。。なんどもパスワード要求される。 pic.twitter.com/2iX5ABRIul
— きしころ@株で4億円目指す (@kagoshimato) 2018年5月27日
仕事が終わったら昼寝したり散歩したりします。(大体昼寝ですが)
17時〜夜ご飯とお酒
夜は夜ご飯です。治安も考えて安全な場所で食べましょう。
プーパッポンカリーうますぎわろたwww pic.twitter.com/JxYgKwZJEk
— きしころ@株で4億円目指す (@kagoshimato) 2018年5月23日
この兄さんが作る料理はまじでうまかった。。。再訪します。
夜ご飯を食べ終わったら読書したり(kindle)ゆっくりブログ書いたり、次の旅行先を考えたりします。大体これが一日の流れです。
海外ノマドの年金と保険事情
続いて気になるのが年金と国民保険事情。
僕は日本に住所があるので、どれだけ海外でノマドしようが毎月3万円ちょっと払っています。高い。。。
半年以上海外で生活する人は、住民票を抜いて日本の非居住者になっていることが多いですね。住民票を抜くと年金・国民保険・住民税などの支払いは不要になります。
その変わり海外で大きな事故や病気になった場合の負担は大きいので、クレジットカードの保険や、任意の保険に入って過ごしている方がほとんどです。年金は非居住者になっても任意で払い続けることが可能です。障害を背負って働けなくなった場合に障害年金もらうための掛け捨て保険として払う人もいます。
とかやってリスクヘッジしないと痛い目あうかもしれませんよ。
僕は日本に住所を置いているので、確定申告も日本で行い税金を収めています。
英語や現地の言語は必要か?
ただし、トラブル時には必ず必要になるので話せるに越したことはないです。特に英語。
僕が今まで海外ノマドしてきて必要になったことはないです。僕の英語力は中学二年生レベル。話せる話せないより、意思表示をしっかりすることが大事ですね。
海外ノマドは消耗する
なので連続1ヶ月が僕には限界。旅しながら続けるのは結構消耗します。
- 宿検索
- 宿への移動
- 貴重品の管理
- ビザ
- 仕事場を探す
- ご飯場所を探す
という管理を海外かつ自分で全て行わないといけません。特にビザがめんどくさいので、僕はビザが不要な国にいつもノマドしにいきます。タイは30日。台湾は90日ノービザ滞在可能。
なので、ノマドできる状態を目指しつつも、常にノマドしないという生き方が僕にはあってます。なので住民票も抜かず、日本に税金を払いつつ好きな時に海外に行ってます。
ずっと海外生活は疲れちゃいます。
海外ノマドは最高!
色々話してきましたが海外ノマドは最高です。特に物価の安い国では好きなものを食べまくっても安い。ビールも宿も安いので全然お金使いません。また、働く場所を毎日変えることは物書きという仕事をしている僕にとって非常にクリエイティブです。
これからノマド的な働き方は増えてくるでしょう。100万稼ぐ人はなかなか現れませんが、20万程度なら誰でも稼げる時代がもう来ています。一度自分の求める働き方を考えて見る機会になれば幸いです。