「人生100年時代」を様々な場所で聞くようになってきましたね。
そんな背景から資産運用商品は非常に増えてきました。その1つが【iDeCo】。昔は確定拠出年金と呼ばれていました。
僕は昨年から本格的な資産運用(株式投資に450万ほど)を始めましたが、iDeCoだけは絶対に始めることはないでしょう。今回は何故僕がiDeCoを始めないのか、その理由について解説していきます。
60歳まで一切引き出すことが不可能
iDeCo最大のデメリットがこれです。60歳まで1円すら引き出しが不可能だということ。
聞きますが60歳まで今の収入を維持することが出来る人って何人いると思いますか?
終身雇用が約束されていた頃なら60歳まで順調に給料も上がっていったでしょう。しかし昨今、終身雇用制度は崩壊しフリーランスという生き方が大衆に認知されました。僕もフリーランスとして生活しています。
僕の場合毎月の収入は非常に不安定で、60歳まで毎月同じ額を入れていける自信は一切ありません。もしかしたら明日仕事がなくなるかもしれない。そんな僕はiDeCoを始めるメリットよりも60歳まで引き出せないというデメリットが非常に大きいと思っています。
今26歳なので60歳まで34年。
とも思っています。
iDeCoは国や企業の思惑を感じた手数料ビジネスだと思う
iDeCoは60歳まで引き出せないどころか、解約もできません。ひどすぎませんか?笑
もし毎月の積立金が払えなくなっても、口座維持手数料は167円とか毎月かかってくるんですね。
僕には国や企業の思惑を感じます。
という。要は匙を投げたんですよ。
そのためにiDeCoは掛け金が全額所得控除になっています。これをエサに各企業がiDeCoの手数料ビジネスを展開してきたように思えるんですよね。
他の商品の方がパフォーマンス高いと思う
最初にも言いましたが今は色んな商品があります。商品のパフォーマンスだけみたらウェルスナビの方がパフォーマンスは高いでしょう。
僕も実際にウェルスナビは使っていましたが、お金を入れて放置するだけなので非常に楽です。詳しい記事は下記。
もちろんパフォーマンスだけでなくiDeCoの掛け金が全額所得控除という面を見なくてはいけませんが、結果パフォーマンス悪かったら意味がありませんからね。
ウェルスナビは始めてる友人も多いのですが、一時期マイナスになっても今は全員がプラスになっていますし、Twitterをみても大体の人がプラスになっています。
対してiDeCoをやってる友人は順調に資産を減らしています。1人だけですけど。資産が減っていってるのに解約できなく口座維持手数料を取られ続けるって結構鬼だと思うんですよ笑
海外移住もネックに
iDeCoは海外移住した瞬間、積立ができなくなるのに加え、先程説明したように60歳まで引き出し不可能です。
僕には、iDeCoを始めた人を日本に留めさせるために思えてなりません。
今後日本の財政事情や年金が悪化するのは目に見えています。
【これから日本で起こること一覧】
・年金受給年齢の引き上げ
・医療費の自己負担割合の引き上げ
・高額療養費制度の改悪
・介護保険料の納付年齢の引き下げ
・退職金の課税強化
・所得税の課税強化
・相続税の課税強化
・固定資産税の課税強化
・金融資産課税の導入
・消費税率の引き上げ— 悠斗 (@yuto_le) 2018年5月9日
これを悲観し、海外移住したい若者はどんどん増えるでしょう。
加入は慎重に
フリーランスの僕がiDeCoに入らない理由を解説しました。
掛け金が全額所得控除というのは非常に嬉しい話ですが、資産を減らされてしまったら意味がありません。60歳まで引き出しも解約もできないというのは最悪です。
今後の社会がどうなるか分からないのに60歳までiDeCoに入れ続ける選択は、僕は絶対にしません。
一生日本で過ごして、個別株をするほど投資に時間を割けない人はいいのかもしれません。
今では解約しましたが、解約できるウェルスナビの方が絶対にいいです。
特に忙しいフリーランスにはお金を入れて放置できるという素晴らしい状況を構築できます。お金も増えるしね。