すぐにはじめられるプログラミング【Raspberry Pi】が話題な件

Raspberry Pi

注目の大人の趣味「プログラミング」


2020年、小学校でプログラミング教育が必修化されるまであと1年をきりました。また、日本政府も今年「AI戦略」として人工知能(AI)を使いこなす人材を年間25万人育てることを目標に掲げています。

それに対し、プログラミング学習の価値を正しく子どもたちに教えられる大人はいるのか、AIやIoTが目的になり形骸化していないか、AI人材とはどのようなスキルを持つ人材なのか―と疑問視する声も後を絶ちません。

しかし懐疑的な声を上げる人の中で、どれだけの人が実際のプログラミングを経験したことがあるでしょうか。「何事もまずは手を動かしてみてから。」「近い将来子どもに聞かれても答えられるように。」と理由は様々ですが、最近大人の趣味としてプログラミングをはじめる方がじわじわと増えてきているのです。

今回の記事では、多くの人のプログラミングの題材としておススメのRaspberry Pi(ラズベリー・パイ)をご紹介します。

Raspberry Piの正体は?進化する追加モジュールも必見


Raspberry Piとは一言でいえば小型コンピューター。手のひらサイズにも関わらずそこにOSをインストールして、プログラムすればロボット操作もできれば、ゲーム制作もできる優れものです。可愛い見た目ですがpythonや子供向けプログラミング学習言語のscratchといったプログラミング言語もすぐに利用できる機能を備えています。

その使い方はアイディア次第で、例えば画像認識モジュールを追加して自作のカメラを作ったり、温度センサーを搭載すれば話題のIoT工作に挑戦したりすることもできてしまいます。

その手軽さと用途の広さが人気で、子どもから大人まで幅広い層でプログラミング学習の強い味方になってくれます。

電子工作というとまずはんだづけをして、チェック端子を持って基板を触る、ということができないといけないのでは?と思われる方も多いかもしれませんが、Raspberry Piはまずプログラミングの大枠の仕掛けを学んで、その後ゆっくり電子工作の世界に入っていくことができるのです。

ここまではRaspberry Piは初心者向けの電子工作の色が強いと思われている方も多いかもしれません。しかし、実はこのRaspberry Pi。追加モジュールが日々進化しており新機能が次々に広がる点も目が離せないポイントなのです。
例えば、最近発表されたRaspberry Pi用拡張ボード「 GPS HAT」を使うと、GPSによる位置情報把握機能を搭載でき、半径10kmを超える範囲でも搭載のGPSセンサーから位置情報取得することが可能になります。まさにIoTを自分の手で作り出し、実感するには最適のモジュールです。

このようにRaspberry Pi本体はシンプルながら、大人の趣味にふさわしく新機能拡張で出来ることが増える点が魅力的で、その人気の理由なのです。

ご関心を持たれた方は是非、Raspberry Piのオンラインショップも覗いてみてください。

Raspberry Piの正規代理店であるアールエスコンポーネンツのサイトでは、他にもサージ電圧からRaspberry Pi回路や部品を保護して誤動作を防ぐダイオードやコンバータなど、関連部品を数多く取り扱っています。