フリーランス4年目のきしころです。
僕は以前侍エンジニア塾というプログラミングスクールに通っていたのですが、起業したいという方は結構いるようでした。
僕は卒業後、他のプログラミングスクールへの取材を行うなどして生計を立てています。
そんな中で、最近大学生や社会人で
という人が増えているように感じます。
しかし
- いつか起業したいなあ
- 一人で起業するのはやはり怖い
- 時間やお金が整ってから起業しよう
という人が多いのも事実。
実際僕も19、20歳の時に
と思ってましたが23歳の起業となりました。どんどん遅れていくものなんですよね。
この記事では、そんな背景を持つ僕が
- 起業するならプログラミングを学ぶべき理由
- 起業する際起こりうる失敗
- 実際の起業ステップ
以上3つを分かりやすく紹介していきます。
起業は必ずしも大きなことではない
「起業」というと大きなことに聞こえますが、個人事業主でも立派な起業です。
何も法人を立てずに、僕みたいに個人事業主でフリーランスとして起業している人も多いです。
という方は法人を作って大きな資金調達をする方が多い感覚ですが、何も法人作るだけが起業ではないことをしっかり認識しましょう。
プログラミングで起業しやすい4個の理由
プログラミング出来る人は全然足りていない
上の写真は経済産業省が出した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」の資料です。
このグラフから分かるようにプログラミングを始めIT人材は不足していくのが丸わかり。
実際に僕もIT企業と仕事をすることが多いのですが、採用担当の方は
と日々葛藤しています。それほどエンジニアは足りていないのが現状なんです。
起業に失敗しても就職したい方にとってプログラミングは大きなスキルになります。新しいWebサービスは市場からどんどん求められているので革新的なサービスなら起業しやすいといえるでしょう。
Webサービス・アプリはどんどん誕生していく
皆さんは普段どのようなものをスマホで使っていますか?
- Twitter、InstagramなどのSNS
- ゲームや漫画、ニュースアプリ
- Amazonや楽天
- 企業や宿泊先のホームページ
これら全てプログラミングによって作られています。
現代の社会において、プログラミングと関わらずに生きている人は居ないと言っても過言ではありません。
今でも毎日何百、何千という新サービスが生まれているのがWebサービス。(そのかわり消えていくものも多いですが)
今後もこの流れは加速すること間違いないでしょう。
働く場所を選ばない
パソコンでの仕事が基本なので、働く場所を選びません。僕は愛知県に住んでいますが、仕事をくれる企業は主に東京。ミーティングはもちろんオンラインツールを使って行います。
実際に2018年5月はタイに1ヶ月ほど行って仕事をしてきました。詳しくは【体験談】海外ノマドしてきたので実態や収入、なり方を徹底解説を御覧ください。
働き方が見直される中、自分一人で世界中どこでも働けるのは精神的にものすごくフリーダムになれます。通勤電車とか乗らなくていいですしね。
初期費用と固定費は低く、利益率は高い
例えば飲食店をやろうとも思った場合、いくらかかるでしょうか?
統計にもよりますが、約1000万円と言われます。
- 店舗改装費&保証金
- 皿や調理器具を揃える
などなど。僕は高校生の時に働いてたバイト先の店長が独立するのを見ていたのですが、初期費用で2500万円かかりました。
エアコンとか業務用になるとめちゃくちゃ高いんですよね。これに加えて家賃や光熱費、人件費などがランニングコストでかかってきます。
それに比べてプログラミングを使った起業の独立コストはものすごく安いです。家でもいいので物件を借りる必要もあまりありませんし、皿などを揃える必要もない。当然家賃もない。
僕は起業した時MacBook一つで起業したので、開業費用は約20万円。2500万円の借金スタートだった当時の店長は今でもがんばって借金を返しているそうです。
加えて飲食店は利益率が30%と非常に安い。プログラミングの場合仕入れ費用などがないので利益率は非常に高くなります。(人を雇ったりすると高くなりますが)
プログラミングの起業は開業費も安く利益率は高い。2500万円借りたら
とか言えないですからね。借金しちゃってるので。逆にプログラミングの起業ならすぐ辞めてもOK。借金する必要がないことから分かるように超低リスクで起業することが可能です。
プログラミングの起業失敗あるある3選
実際に周りの友人も起業をしてきた人が多いのですが、僕が見てきた中の失敗例を3つ紹介します。
契約書がなく事業を進めてしまった
プログラミングできる人が起業、デザインをデザイナーに頼んだ際友人だからといって契約書を書かなかったそう。
後ほど報酬の言い分がくちがって大喧嘩。これ、実はよくある話なんですよね。起業してすぐは契約書の書き方とか分からないですからね。
僕も起業したてのころは契約書の大切さが分かっておらず、契約書作らず仕事進めたことがなんどかあります。企業相手じゃないとめんどくさいのでやらないんですよね。
周りの反対で起業を辞める
親や友人の起業反対はよくある話ですね。せっかく信念をもって勉強したのに周りの意見を聞きすぎて起業せずに終わるパターン。多いです。
起業というと大きいことをしているように見られてしまうのですが、実際にプログラミングの起業ならたった20万円で可能ということを思い出してください。何千万も借りるわけじゃないのでリスクは超低いです。
逆に
という人はプログラミング、エンジニア業界で評価されます。(僕はまだ潰してませんが)
開業〜廃業の流れを経験しているのは、経営者層からみても非常に有力な人材になるんですよね。
100%の完成度を求めてしまう
プログラミングだけにあることではありませんが、完璧な状態じゃないとリリースできない病。の人は結構多いんですよね。
僕が書いてるこの記事も、リリース時には80%ぐらいに完成度です。ここまで読んでもらって誤字脱字もあったと思いますし、自分で1年後に読み返してみたら読みにくい場所だってあるはず。
この事象を解説しているのが100万のタマゴというアプリです。
大学生3人で作られたアプリなのですが、「とりあえず3日でアプリを出してみよう!」とノリで作られたこのアプリ。不完全で出したのに関わらず累計収益は数千万と絶好調。
80%の完成度で出して改善を繰り返し、100%に近づけていく。それが起業、ビジネスではとても重要になります。
実際にプログラミングで起業する方法
が正解なのですが、多くの人には難しいので流れを解説していきます。
半年分の生活費を貯めよう
起業する際にお金がないのは精神衛生上よくありません。
最低でも半年の生活費を貯めてから起業するのがおすすめ。来月過ごせるか分からない中でプログラミングをするのは本当に消耗すると思います。
プログラミングスクールで学ぶ
現在日本にはプログラミングスクールが乱立しています。僕も侍エンジニア塾を卒業していますし、プログラミングスクール卒業生で起業した例だと
- ウェルスナビCEOの柴山さん(TECH::CAMP)
- 暗闇ボクシング b-monster(TECH::CAMP)
- VRスタートアップambr(codecamp)
などが実績としてあります。輝かしい起業例はテックキャンプに多いですが、僕の卒業した侍エンジニア塾の場合、僕のように個人でゆっくりやってる人が多いスクールです。
この辺は自分のライフスタイルや価値観に合うスクールで学ぶことが大事なので各スクールの無料体験を受けてみることが重要です。
プログラミングを使って副業で稼ぐのも良し
というのもいいのですが、おすすめは副業として起業する方法。
正社員としてどこかで働きながら副業で20万ぐらい稼げる見込みを作れたら起業するのが良いと思います。
僕は一気に起業したので最初は本当に辛かったです。逆に稼がないと死ぬという状況が僕を奮い立たせた面はありますが笑
という人は一生社畜やっててください。会社は自分を守ってくれないので自分で守れる状況を作りましょう。
開業届提出
副業で20万円程度稼げるようになったら開業届けを出して独立しましょう。実際20万円の月額報酬だと年金や保険でかなり持っていかれます。
20万円はあくまでも目安。あなた次第でここは100万円までなら頑張れば高くなります。100万円以上だと人を雇ったりしないと難しいでしょうね。
起業が不安な人はプログラミングスクールへ通うのが吉
ここまで長々と説明してきましたが
と行動を起こす人は1%にも満ちません。なぜならどうやったらいいか分からないから。
そんな人はプログラミングスクールに通いましょう。
僕の通っていた侍エンジニア塾では
- 現役エンジニア講師が(フリーランスも多い)
- 実際の案件のとり方
- メールの仕方
- 契約書や起業の方法
などについて教えてくれるサポートがあります。
という大きな起業を今すぐ目的としている方は実績もあるTECH::CAMPがおすすめですが、
僕の様に小さく起業して好きな時に働いていく。という価値観の方は侍エンジニア塾が向いていると思います。
一度無料カウンセリングを受けてみてください。新しい働き方や価値観に触れられると思いますよ。