毎月飛行機に乗って旅行に行ってるフリーランス農家のきしころです。
今回は1人で鹿児島県へ行ってきました。出発地は名古屋。ジェットスターを使って往復10.600円でした。
鹿児島へ行くのは約4年ぶり。3泊4日だったのでゆっくり焼酎がたくさん飲めました。
鹿児島空港から市内へ
鹿児島空港から市内は、バスで1250円です。今回は4年前にタイで会った友人に迎えに来てもらいました。
タイで会った時はどうしようもない放浪者でしたが、なんと結婚していましたよ。時代は流れていきますね。
宿泊したホテル
今回は天文館(繁華街)にあるホテルマイステイズ天文館へ宿泊しました。
予約は一休限定プランを使いました。ポイントが15%つくプランをマイステイズ系列のホテルではよく行っているので公式サイトよりおすすめです。
天文館には2つマイステイズがありますが、どちらで宿泊してもそこそこ便利。
僕が泊まったのは1号館です。
初日の夜ご飯
初日は鹿児島市内に9時頃着いたので2軒しかいけませんでした。
おごじょ家総本店
鹿児島の郷土料理がたくさん食べれるお店。割と地元民と出張族の割合が半々という感じでした。
南九州のご飯やのすごいところは
とこですね。本州だと店選ばないとダメなんですが、南九州はどこでも一定のクオリティです。ここでもオーダー。
胸とももの刺し身(780円税抜き)という良心的な値段。鹿児島の人に言わせたら高いと言われますが笑
きびなごも美味しい。そもそも本州できびなごを刺し身で出す店はほとんどないですよね。
芋焼酎が600種類ある
ここ、おごじょ家では芋焼酎が600種類あるのが特徴。名古屋の人はほんと焼酎飲まないので、居酒屋に行っても焼酎が2,3種類しか置いてないことも日常茶飯事ですからね。
芋焼酎のメニューも多すぎて選ぶの大変です。下記メニュー6ページあります。
僕的には杜氏潤平が大当たりでした。名前も知らない焼酎でしたけどね。
あとは最後に奄美名物「鶏飯(けいはん)」を食べて2軒目へ。4年前初めて鶏飯を食べたときあまりにも美味しくてびっくりしました。タイのカオマンガイ的な感じなのでカオマンガイ好きな人は絶対好きですね。
セルフ鶏飯でした。
焼酎1500種類の「焼酎バー礎」
初日の2軒目は焼酎バー礎(いしずえ)です。焼酎1500種類あるので、銘柄指定でも好みの物を伝えてもいいそう。
僕は好みの味を伝えてました。
焼酎1500種類あるバーに行ったんですが、店員さんの日本語が2割くらい分からず苦労しました。
驚いたのはアメリカ人が働いてたこと。しかもバリバリの薩摩弁話してました。日本語は標準語覚えないと苦労するよw pic.twitter.com/bAl6KuRl4Z
— きしころ@グルメ猟師 (@kagoshimato) 2018年11月27日
名古屋だとそもそも100種類も芋焼酎おいているお店がないので
- マイ・ベスト芋焼酎をみつけたい!
- 冒険したい!
という方にはおすすめです。居酒屋に行って新しい銘柄って中々チャレンジしませんからね。
「愛子」という銘柄は僕の中で結構当たりでした。
時間が遅かったこともあり初日はこれで終了。
二日目
二日目は朝からコメダでちょっと仕事を。飲んでばっかじゃないんですよね実は笑
今まで見たこと無いほど作業しやすいコメダでした。
- カウンター席
- 充電OK
- コンセント貸出あり
- wifiあり
正直コメダどころか今まで行ったカフェの中でダントツ仕事しやすかったです笑
ランチ
ランチは天文館にあるくろいわラーメンへ。
福岡のとんこつは苦手なんですが、鹿児島のはあっさりしてて好きです。割と外国人のお客さんも多くてびっくりしました。
さつまいもの館で焼酎1杯100円!!
という文字に釣られて入店。あまりものの焼酎を出すのではなく35種類から3杯選べてロックでも水でもお湯でもいい。なんて素晴らしいサービス。。。
おつまみは非常に雑ですがコスパは日本最強クラス!
しっかり6杯飲んでから次の店へ行きました。
薩摩だれやめ処 まえわり屋
前割りの焼酎が飲める薩摩だれやめ処 まえわり屋へ。
4年前に知ったんですが、南九州の人は焼酎をあらかじめ水で割っておいてダラダラ飲む人が多いそう。僕も知ってから家では事前に水で割ってます。
水で事前に割ることで、アルコールに水分子がくっついてまろやかな口当たりになるようです。確かにアルコールの辛味は少なくなります。
事前に6杯飲んでたこともあり、写真がきびなごしか残っていないのがとても残念です笑
この日も結構飲んで終了。
三日目
三日目は胃を休ませるべく朝から温泉へ。
鹿児島市内は温泉がじゃんじゃん出てるので(しかも泉質がいい)羨ましいですね。これも活火山の桜島が近くにあるおかげでしょう。(火山灰は降ってきますが笑)
宿泊したホテル、マイステイズから歩いていける距離にあります。マイステイズ2号館の場合は5分ほど遠くなります。
付近で美味しいと話題のヴォアラコーヒー
鹿児島市内に数店舗構える「ヴォアラコーヒー」へ。
と聞くと50%ぐらいの確率でここが返ってきます。
オーナー自ら世界中のコーヒー農場へ赴いて豆を買っているらしいです。
しかもホットコーヒー100円で飲めます!笑
焼酎も100円、コーヒーも100円。びっくり。
西郷隆盛のひ孫さんがオーナーの「K10カフェ」へ
鹿児島の歴史を勉強したいと思い、「K10カフェ」というカフェを道端でインタビューしてたアナウンサーさん紹介してもらったので行きました。
西郷隆盛のひ孫さんがいることにもびっくりです。お店を切り盛りするのは元自衛隊の愉快なおっちゃんです。
西郷隆盛のひ孫さんがオーナーの「K10カフェ」へ。西郷隆盛像を見るにはここしかないというロケーション。
桜島もドカンドカン噴火してます。 pic.twitter.com/jj2pHlr5qU
— きしころ@グルメ猟師 (@kagoshimato) 2018年11月29日
なんでも鹿児島の有名人らしく、歴史のことを話し始めたらスタバにいる女子大生より話が止まりません。僕はほとんど明治維新とか興味なかったのですが、おっちゃんの話を聞いて興味が出すぎてしまったのでこのあと黎明館という資料館へいくことになります笑
ちなみに西郷隆盛の像を見るのにこれ以上ないロケーションです笑
すごい圧力の西郷隆盛グッズ。
注意点なのですが、坂本龍馬好きな人は絶対に行かないでください笑
西郷隆盛への愛が強すぎるあまり坂本龍馬ディスりがものすごかったです笑
鹿児島の歴史を学びに黎明館へ
なぜここまで西郷隆盛が愛されているのか、そもそも明治維新とはなんぞや。ということで勉強しに資料館へ。
特に鹿児島は薩長同盟で倒幕してるので、明治政府に薩摩の役人がめちゃ多いんですよね。
日銀を設立し金本位制を確立した松方正義など、最近お金の勉強してる僕が知っている少しマイナーな名前も登場して楽しかったです。ただ、鹿児島の人は松方正義デフォルトで知ってる人が多いです。。。地元愛強すぎですね笑
他にも
- 大久保利通
- 天璋院篤姫
- 東郷平八郎
- 川路利良(初代警視総監)
- 森有礼(一橋大学創設)
なんかも鹿児島出身です。
鹿児島の歴史になると今僕の中でブームなのでこのへんにしておきます。
鹿児島の歴史を学ぶなら「黎明館」。民族や歴史を複合的に学べます。
桜島の火山灰から地層調査してたり、鹿児島が産んだ偉人たちに付いて学んで来ました。歴史的に鹿児島めちゃくちゃ大事な立ち位置。 pic.twitter.com/wy3DsnqHZ6
— きしころ@グルメ猟師 (@kagoshimato) 2018年11月29日
一番だし110円
ちょっと二日酔いくさかったので、なんか体にしみるものを求めていました。そこで昨日みた記憶が蘇ってきます。
一番だしを飲んで体調万全にして酒に挑みます。
コスパ最強の「赤鶏炭焼 大安」へ
僕の恩師が鹿児島にいるので最終日はご飯しました。
お店の名前は「赤鶏炭焼 大安」。
コスパがいい鹿児島のご飯の中でもここは更に圧倒的です。まじですごい。
1品1品がとんでもない量出てくるので注文注意です笑
特に「ももやき」と「鳥刺し」を2人で頼んだら相当お腹来ますからね!笑
鹿児島最終夜!とんでもない居酒屋をみつけてしまった…
鶏黒焼き550円でこの量…刺身も500円… pic.twitter.com/cVJIP8QWpA
— きしころ@グルメ猟師 (@kagoshimato) 2018年11月29日
開店と共に入らないとまじで入れません。この辺では超有名なお店らしいです。
教育にも非常に力を入れており、働いてる多くの方は外国人。ですが、外国人を単純な労働者として使い捨てず「このお店で1年やれば日本のどこで飲食やっても働ける」というのを理念にしているそう。
外国人の方、めちゃ流暢な日本語を話していました。外国人労働で揉める昨今、なんだか感動しましたね。
きびなごは天ぷらにしました。
鹿児島には「上の時代が下を育てる」という教育が行き届いているので、絶対に上がお金を全部出します。いかにお金がなくてもそうするらしい。
名古屋では普通に割り勘することも多いのでびっくり。奢ってもらった分、下の世代に返せよ。っていうのがDNAレベルで刻まれてそうです。
レンタカーで旅行人山荘、赤松の湯へ
最終日は温泉でゆっくりしたいと思い、旅行人山荘へ。
貸し切り温泉ができるとあって人気ですが、11月末のド平日なので空いてると思って行きました。
1時間待てば入れるとのことで周りを散策。歩いて15分で「花房の滝」があります。行きは楽ですが帰りは割と急な道なのでサンダルは辞めときましょう。
鹿とすれ違うこともよくあるそうです。
4つあるうちの貸切温泉で僕が入ったのは「赤松の湯」です。
45分1080円で入浴可能。ぜひ行ってみてください。鹿に会えたらラッキー!
また来年ぐらいに鹿児島へ
4年ぶりの鹿児島でしたが、刺激を受け歴史を学び始めたのが最高に刺激になりました。
なぜ幕末にこれだけ人気があるのかやっと分かりました笑
また来年ぐらいに行って見ようと思います。