月間外食軒数50件のきしころです。
名古屋のフレンチと言えば、美食家の多くが【reminiscence】。という方が多いでしょう。
reminiscence(レミニセンス)とは日本語で追憶。1985年生まれと非常に若いシェフ葛原さんが作る料理は、世界のどこに会っても食べに行く価値があるとも言われます。
レミニセンスは星二つでしたね!愛知県のミシュラン星付き店舗は【ミシュラン東海版で星を取った愛知県の飲食店45店舗】で紹介しています。
2019年5月発売のミシュラン東海版では2つ星とも3つ星とも。現在でも週末は予約困難ですがミシュラン載ったら更に取れなくなりそう。
平日の昼ならちょこちょこ空いているという感じでしたが、星付きになったことでどうなるか。。ですね。
レミニセンスの場所と基本情報
レミニセンスは名古屋駅からタクシーで10分ほどのアクセスがいい場所にあります。ここのご飯を食べに東海地方はもちろん日本中から美食家が集まります。
アクセス | 大須観音駅徒歩5分ほど(名古屋駅からタクシーで10分) |
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電話番号 | 052-228-8337 |
メイン料理 | フレンチ |
営業時間 | 12:00~13:00(L.O.)18:00~19:30(L.O.)日祝休 |
予算 | |
クレジットカード | JCB、AMEX、VISA、MASTER、Diners |
駐車場 | なし |
レミニセンスの注意点
レミニセンスは完全予約制。金土の夜は1ヶ月前であってもまず予約取れませんので早めの予約を。平日昼でも1ヶ月前には予約したほうがいいです。
Web予約は公式HPより。電話でも可能ですが営業時間中は避けて電話しましょう。
また、子供は大人と同じ料理を食べれる人から入店可能です。
ワインの持ち込みは不可。また、10分程度の遅れが生じる場合でも早めの電話を必ずしてください。でないとシェフ葛原さんの理想とする火入れが提供できないので失礼になってしまいます。
- 完全予約制
- 営業時間中の電話は避ける
- 子供は大人と同じコースを食べれる人から入店可能
- 10分程度の遅れでも必ず早めに電話する
ランチコースは7,500円のもののみ
今回僕は平日のランチで伺いました。13時コース開始の予約ですね。ラストオーダーが1時までとなりますが、お店はコース終了までやってくれる感じです。
ランチコースは7,500円のもののみ。ペアリングのワインは
- スタンダード(5種)6,800円
- ハーフ(5種)4,800円
- ショート(3種)3,500円
となります。僕はスタンダードをお願いしました。
また、全て消費税、サービス料は入っていませんので合計金額にサービス料10%と消費税がかかります。
余韻
第一章余韻の紹介です。
シャンパン
まず始めのシャンパンはLeclerc Briant(ルクレール・ブリアン)。
1872年エペルネにて創立されたシャンパンの名家と言える存在でしょう。
今回頂いたルクレール・ブリアン・エクストラ・ブリュット・ミレジム2010年はシャンパン愛好家の中でも熱狂的なファンが多いと聞きます。美味しかったです。
雲丹
最初の一品はフィンガーフード。あおさの入った葛粉のチップス。上に乗ってる雲丹を豪快に一口で食べました。
レミニセンスと言ったら雲丹!という人も多いようです。
猪
僕は鹿や猪を獲っている猟師としての一面もあります。しかしフレンチ料理人の作るジビエ料理は同じ素材を使っているとは思えませんね笑
全く臭みのないイノシシロース肉にイノシシから取ったコンソメのスープを流し込みんで頂く。
ドライトマトやハーブ、しいたけが入ってます。
白ワインその1
1つ目の白ワインはDomaine de Belliviere(ドメーヌ ド ベリヴィエール)。
冷涼なロワール地方で有機農法によって作られているワイン。ワイン農場としての歴史は数十年ですが業界から高い評価を受けています。
ホワイトアスパラ
続いてホワイトアスパラ。炭火で焼き上げたものとフリットにしたものが大きなホタルイカと共に登場。
上にかかっているチーズはコンテチーズ。本来はパクチーが添えられるのですが、僕が嫌いなためマイクロ春菊に変更してもらいました。
牡蠣
50度2時間じっくり火入れをした牡蠣、その後炭火焼で焼かれているものとフリットにしたもの。超大ぶりです。
泡は海藻と紫蘇。レモングラスの香りもします。ホエーと出汁から作られたソース。ヨーグルトも入っているそう。
白ワインその2
GEORG BREUER(ゲオルグ・ブロイヤー)テラ・モントーサ リースリング トロッケン2016。テラ・モントーサはラテン語で「急斜面」を意味します。
ぶどうは100%リースリング。辛口の美味しい白ワインでした。
第二章 記憶
第二章は記憶。鰻と肉の二品。どんなお肉が出てくるのか気になります。
赤ワインその1
1つ目の赤ワインはTerres Chaudes Saumur Champigny(テール・ショード ソミュール・シャンピニー)
カベルネ・フランで作られた赤ワインです。
個人的に好きな香りがして僕史上一番好きなワインとなりました。ソミュール地方にある畑は馬二頭で耕作しているそう。
鰻
まずは鰻。うにと同じく人気の一品だそうです。
鰻の調理法を学ぶために、レミニセンスオープン前にはあつた蓬莱軒で学んだそう。
鰻の白焼き、ソテーしたキンカン、赤ワインとわさびソース。
パリッパリの鰻。鰻って何にしてもホント美味しいですよね。
蒲焼のうなぎやひつまぶしが多い中、この様な感じで出てくると完全に記憶に残ります。第二章の始まりはメインのお肉へと期待を高めました。
赤ワインその1
2つ目の赤ワインはVOSNE-ROMANEE(ヴォーヌ・ロマネ)。ロマネ・コンティ擁する村にあるワイン農場。「ブルゴーニュの丘の中心に輝く宝石」とも言われるワインです。
ダヴィド・デュバン ヴォーヌ・ロマネ2015年。ピノ・ノワール100%のワイン。
肉
ついにメインのお肉。本日はフランス産シャラン鴨。17世紀に生み出されたシャラン鴨。生産量は非常に少なくフランスでも提供できるレストランはごく一部と言われています。
ジビエ料理の中でも鴨特有の窒息法によって〆られた鴨。体内に血を残したまま殺すことで熟成させるそうです。
僕は銃で鴨を獲っているので、窒息法をしようと思ってもできないんですよね。ジビエ料理はフレンチ食べて勉強してます。
提供されるお肉はもちろん日によって違い牛肉や子羊はもちろん、鳩なんかも提供されるそう。チャレンジしてみたいです。
八丁味噌と黒にんにく。卵黄を使ったソース。葉わさびで頂きました。
第三章 安堵
ここからはデザートが提供されます。
オレンジ
ブラッドオレンジのソルベ。下にゼリーやクッキーが入っていて全体を混ぜて食べます。
食べる毎に味や食感が全然違うので面白かったですね。ちょっと僕には酸っぱかった(酸っぱいの苦手)
苺
最後はいちごのデザート。白い球体(メレンゲ)を真っ二つに割ると苺たちが登場します。
ルイボスティーとアーモンドのソース、ホワイトチョコのパウダーです。
苺のホットソースがついてきて、飲んでもいいしかけてもいいとの説明。飲むと結構甘かったのでかけて頂きました。かけて提供しないところがこのデザートを作ってる感じがして僕は好き。
終章 追憶
最後に茶菓子とコーヒー、もしくは紅茶です。
僕は紅茶にしました。
茶菓子
茶菓子は子供の頃のお菓子をイメージして、雪見だいふくとぷっちんできないぷっちんプリンです。
カラメルがぷっちんプリンと同じ味(失礼)に思えて美味しかったです笑
紅茶
正直このカップは飲みにくい笑
まとめ
まだまだ美味しいものをそんなに食べていない僕には全部記憶に残りました。