【完全保存版】愛犬が脱走した時に必ず行いたい8個の対処法

フリーランス農家のきしころです。

先日実家で飼っている愛犬が脱走しました。

最初に父から連絡が入り、僕は実家を離れているので探しに帰りました。

12歳のシーズー「サスケ」を飼っており、2ヶ月前に1歳半ぐらいのシーズーを飼ったばかりで、逃げ出したのは1歳半のシーズー「さくら」。

どちらも保護犬で、特に逃げ出した「さくら」は前の飼い主にいじめられていたようで、家に来ても全然人になつかず、脱走の1週間ぐらい前にやっと父になついてからの脱走。

捜索している父を始め家族全員が、この世の終わりみたいな顔をして泣いていました。

父親に至ってはこのまま死ぬんじゃないか?ってぐらいやばいオーラ出してましたね。親が弱るのは子供として見ててもかなり精神的にきます。その姿みてなんとか見つけてあげたいなあ(もし死んでても)と思いましたね。

そんな経験から愛犬が脱走した時に対処したい8個のことをご紹介します。愛犬を飼っている方なら是非一度は見て頂き、脱走した際の対応を頭に入れておくといいでしょう。

脱走しないのが一番

なんといっても事前の対処は大事です。

今回脱走した原因は「不注意」でした。祖母がサスケ(12歳)を散歩している際、ドアを締めたつもりが洗濯物を干すハンガーみたいなのがひっかかっており脱走した模様。

どんな人間でも必ずミスは犯します。そのミスを犯した歳に犬が逃げれるような環境になっているのはマズイ。今回の件を受け我が家では、ドアを脱走してももう一枚の柵を越えないと脱走できない仕組みを導入します。

逃した祖母も非常に責任を感じていたためなんとか、祖母のためにも見つけてあげたいなと思っていました。(くくってしまえば家族全員のためですが。)

不注意による脱走は非常に多いです。今の環境でどこかに逃げれる場所があると思うので、それを潰すようにしましょう。逃げてからでは遅いです。

愛犬が逃げた時に行いたい対処8選

紹介していきます。

警察に連絡

まずは警察に連絡します。僕達の場合は警察に連絡していたため、目撃情報が警察に行き、父親に警察から連絡が入りました。

パトカー巡回している警察が迷子犬を見つけてくれた場合も保護に務めてくれるので必ず連絡しましょう。

保健所に連絡

住んでいる管轄の保健所に連絡しましょう。保護されていた場合ここからも連絡が入ります。もし管轄が被りそうな地域に住んでいるなら隣の管轄にも連絡することですね。

僕の場合は隣の管轄まで15kmほどあったので下記の保健所のみに連絡しました。

センターが保護した犬

持ち主不明の動物は殺処分へと手続きが進んでいきますので必ず連絡することです。

清掃局へ連絡

正直考えたくありませんが、脱走して交通事故にあう可能性は高いです。

消息不明よりは事故にあっていても見つかった方がいいですね。中型犬など遠くまで行きそうな犬は周りの市町村へ連絡することが大事。

脱走した「さくら」は1歳半のシーズーですが、家から3kmぐらい離れた場所で数多くの目撃情報があり、最終的にその付近で捕まえました。国道も越えていて本当にびっくりする距離を走っていきます。

Twitterをフル活用する

Twitterをフル活用しましょう。僕達の親世代(50歳前後)の方でTwitterをやっている人はあまりいませんので、若年層へのリーチでTwitterは非常に有効です。

迷子犬掲示板を活用する

迷子犬掲示板さんを利用しましょう。

Instagramを利用する

Instagramも利用しましょう。迷子犬掲示板さんにもリポストしてもらえることが結構情報は広がります。

Instagramがリツイート機能を付けたらもっと役立ちそうですね。

謝礼金は付けたほうがいい

犬はどんどん逃げます。ご飯もないし冬だったらなおさら、体力は時間が立つに連れ落ちていきます。

なにより情報の拡散スピードは非常に大事です。

ただし謝礼金(懸賞金)をかけることについてもめちゃくちゃクソリプもらいましたね。

  1. 懸賞金ってなに?
  2. 犬にお金かけるのはおかしい
  3. そんなやつに飼われてかわいそう

いやいや。こっちは家族探してんだからお金で解決できるなら払えるだけ払うでしょ!!

「犬だからお金かけるのはおかしい」っていう人は「家族が疾走したら10万円で見つかる権利があるとしても払わないんですか?僕は懸賞金100万かけて犬見つける希望を買ってるだけですけど?」

っていうツイートしたら更に噛みつかれました。偉そうって。ちょっと話が通じなさすぎてやばいですね。

下記ツイートとかまじで意味不明です。自分の家の犬が脱走したらお金持っててもお金かけずに探すんですかね?僕には信じられない。


こんな意見も。

即、懸賞金かけたほうが良いですよ。僕は今回の事件をきっかけに世の中金だと強く思いましたね。1億円かけたらネットのニュースになっていたかもしれないし、それこそ市民の間でも必死になって探す人がでたことでしょう。

懸賞金目当てであっても、犬を見つけ保護することが最終目標なわけです。そこに対し懸賞金をかけるのは合理的判断だと思います。絶対に探してくれる人は多いほうがいい。

家族だけでは行動範囲、体力など限界がありますから。

ポスター大作戦を決行する

TwitterやfacebookなどのSNSはどうしても若者へのリーチにしか繋がりません。

弱った犬を保護してくれたのが地域のご年配だった場合、リーチできるのはポスターや口コミになります。これも速攻で作って印刷。

コンビニや目撃情報があった地域の方に配りまくるべきです。

今回作ったチラシです。参考にどうぞ。

言葉を間違えると炎上する

迷子犬を探すとき、何故か噛み付いてくる人がいます。彼らの思考としては

「人にモノ頼む態度じゃない!偉そうですね!」という感じ。

僕も20人ぐらいから

  1. 上から目線だ!
  2. こんな人に飼われる犬が可哀想

等々頂きましたが全員ブロックしました。まじで時間の無駄なんで。こっちは家族探してますからね。

ちなみに噛みつかれたのはこちらのツイート。ツイート消したので画像ですが。

「暇な学生」

っていうのが頭に来たみたいですが、懸賞金付けて暇な学生に探してもらうことが僕なりに時間が無い中でだした最も合理的な判断だったわけです。

「暇な学生ってなんすか?偉そうですね!」とかめっちゃ来ました。

暇な学生が犬探して30万貰えるならwin-winで良くない?と思うんですけどどうなんでしょうか?

その他参考になるツイート

捜索は諦めないこと

捜索は諦めないことが大事です。今回は僕の捜索最終日に諦めつつ車で探していたら200mぐらい先を必死に走っている姿を見つけ、猛ダッシュ。600mほど逃げられた後、最後はダイビングヘッドで捕まえました。

茂みに入った所も普段猟師として獣道を走っているのが役に立ちました。平地の荒れ地なんて余裕で飛び込んでいけます。

まさか自分で捕まえることになるとは思いませんでしたが、諦めなくてよかったです。

いつ何時どこの誰から連絡が入るかわかりません。父親は三日三晩捜索し続け、体力精神共に消耗しており、僕がさくらを保護した際泥酔してましたからね。お酒しか逃げる場所がなかったんでしょうね。

さすがに三日三晩探し続け諦めていましたので、なんとか見つけてあげたいなーと思ってたところ目の前に出て来るとは。。。ナイスタイミング。

ちなみに車には友人の「さくら」さんを載せていました笑

捜索協力頂いた皆さんへ感謝いたします

この度は、我が家の不注意で脱走した「さくら」の捜索、情報拡散へのご協力を頂きありがとうございました。

僕が懸賞金かけたブログを書いてから1日で20人ぐらいから電話を頂きました。

  1. 今ってどんな状況ですか?
  2. 最後の目撃情報は?
  3. 今どこで探してますか?

などなど、情報共有ができるのはブログの強みです。チラシでは最新の目撃情報を共有することができませんので、絶対にSNSを始めネットは活用すべきです。

顔も知らない人のために犬を探してくれた方、わざわざ半田市まで来てくれた友人一同。情報拡散にご協力いただいた皆様。本当にありがとうございました。

保護後の感動再会シーン。一人でも多くの笑顔と犬の命を取り戻す結果に、このブログが役立つと良いなと思いました。

ちなみに確保するさいめちゃ噛まれました。捕まえた瞬間めちゃめちゃ泣いた。

久しぶりに1kmぐらい全力で走ったんですが、40分ぐらい動けなかったのはいい思い出です。体力は落ちていくので気をつけましょう!笑