フリーランス農家のきしころ(@kagoshimato)です。
先日こちらの記事を書きました。
地域おこし協力隊になる時必見の6項目を現役隊員が語る
でも、「地域おこし協力隊」ってどんな活性化事例あんの?って言われると。ほとんどないんですよね。ものすごくインパクトのある事例って。地域や県単位ではあるんですけどね。
現時点で3500人以上いて、卒業した人も含めると4000人はくだらないでしょう。しかし、実際に活性化した事例って知ってますか?人数増えてあたかも「地域活性化してます!」っていうけど隊員レベルではどの町も別に、、って感じなのでここらへんで書いておきます。
隊員のレベルの低さ
僕がレベル高いって言ってるわけじゃないですよ?総じてレベル低いです。全国研修とかあるんですけど、150人くらい協力隊来るわけですよ。任期が3年の協力隊で、2年目の隊員とか来るんですけどあなた1年間何してたの?ww
ってレベルの人ばっかです。ワークショップで2年目の人に「地域の問題点」を書かせるとか何してんの?です。まじであのワークショップ無駄だから総務省は今すぐ廃止するべき。飲み会とか地域の愚痴ばっか言う人で溢れててカオス。
そもそも月16万前後の給料でやり手が雇えると思いますか?たまにお買い得な人がいますが、値段相応のレベルが集まるわけです。
地域は活性化を望んでいない
そもそも地域は活性化を望んでないんですよ。地方住民の思う「活性化」と協力隊、世間が思う「活性化」はとんでもない認識の差があるんですよ。地方住民から若い人が入っただけでそれは活性化になるんですよね。1人若い人が入れば祭りの準備とかに要因が確保できるわけです。
僕からしたら、「祭りの準備は活性化じゃなくて衰退スピードを落とす」と思うんですけど、地域の人にとっては大事な伝統なわけです。
そもそも認識の差が大きいです。1年目は1年中草刈りしてました!とかいう隊員もいましたし。それはそれで活性化なんでしょうか?
役場の意識
あまり外的要因を言うのは好きではないのですが、事実役場が足かせになって地域おこしできない例は結構あります。そもそも地域おこし協力隊を入れる理由が「なんか若者が入る制度がある」とか言ってわけもわからず入れて、「あれはダメ、これもダメ」と協力隊の活動を制御することはよくある話です。
有名な例は以下
とある離島の地域おこし協力隊——「えっ…私の年収、低すぎ…?」
活性化する必要のない地域を活性化させようとする
人口が減ってく以上どうやっても「消滅する町」と「残る町(活性化によって)」があるのは必然なことです。無理やり過疎地に人を入れて全国で活性化しようたってそりゃ無理な話です。なくなる町も文化だと思うので無理に活性化する必要なし。
現実性は無いかもしれませんが、過疎がものすごい地域は廃村にして、市内に移住できるような状況を作ったほうが効率的だし活性化に繋がりそうな気がしますけど。延命治療やってていいんでしょうか?
情報発信の少なさ
協力隊の情報を全国に発信している人って数人しかいないんですよ。町の広報に寄稿してるからそれを情報発信と言っている人がいますが、それって情報発信なんですかね?w
本人が情報発信っていうなら本人にとって情報発信なんですけど、僕からみたらそれ事実を伝えてるだけで全く情報発信じゃないんで時間の無駄だと思いますね。そもそもその広報って何のためにやってるんですか?ターゲットは?そこに毎月原稿を送ることで得られるメリットは?
情報発信って、自分を知らない人に自分をしってもらう行為だと思ってるんですけど、起こった物事や事実を何のマーケティングもなく伝えてるだけならあなたがやらなくていいんですよ。
まとめ
協力隊という制度を使って移住する人が増えている以上、こういった現実があるのは現役の協力隊が伝えなければいけないこと。地域おこし協力隊っていうのは「地域」が非常に大事になるので自分のしたい活動の中で地域にも恩恵が得られる妥協点を探すが、地域に嫌われても地域のために独裁でやるか。どっちかなんだと思いますね。
「地域おこし協力隊」
になりたい人はこちらも読んでから応募するといいですよ。
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