ショッピングカートで鹿児島から北海道まで歩くといくらかかるのかを公表する

フリーランス農家のきしころ(@kagoshimato)です。

3年前の今頃は鹿児島から北海道まで歩く準備をしていました。約4ヶ月をかけて鹿児島から北海道まで歩いたわけですが、「いくらかかったの?」って皆聞いてきます。ほんとにお金が大好きですねえ。 

今まで公にしたことは多分無いのですが、めちゃくちゃ聞かれるのでこの際公にしておきます。

新潟県村上市を通った時祭りがやってたのでコラボした写真。

合計:0円

まず最初に結論を言ってしまうと、自分のお金は一円も使いませんでした。理由は以下

内訳

支援金:86000円

全て支援金で賄いました。86000円。この86000円の内訳を詳しく書いていきますね。

写真を売ったお金


まず、出発の時点で写真売って稼ぎながらいくぞ〜!!っていうのがあったんですよね。元々駅前で路上に写真広げて売ってましたし。いけるでしょ!!っていう若さがあったんですよ。

余談ですが世界一周なんて結局半年で5カ国しか行ってませんからねえ。しかも20万円も使ってない笑

台湾に至っては2ヶ月で4万しか使ってません。現地人の方の家に泊まったりとかしたらこんな安くなりました。感謝。

そうそう。それで写真売りながら行くつもりだったので、出発時にお金なかったんですよ。緊急用の1万円を除いて。出発時に2万円分、600枚超の写真を印刷して持っていったんですけど旅2日に大雨警報にあたりまして、20枚程度を除いてびっしゃびしゃになりましたw

結果その20枚は2万円ぐらいに化けました。大体的に売ったのは4枚ぐらいで、後はお世話になった人にお渡ししました。

カンパ

残りの84000円はこれです。カンパです。いくつかカンパの思いで話をしますね。

福岡県博多のローソンにて

暑かったためジャイアントコーンを買って中のイートインスペースで食べていた所、いかにも金持ってますみたいなマダム(60歳ぐらい)が窓越しにこっちにおいでってアピールをしてたんですね。

で、食べかけだったんですけど外に行ったんですよ。そしたら「このカートあんたのでしょ?」って言うもんですから。「そうですね。今から北海道まで行きます」って言うじゃないですか。言うんですけどね笑

そしたらマダムが、めちゃくちゃ高そうな車の運転席を降りた場所にいた執事みたいなくっそごついボディガードにゴニョゴニョ言ってまして。

「こちら、マダムからです。」

みたいな感じで1万円渡されたことがあります。連絡先も教えてくれませんでしたがあのマダムは元気でしょうか。会ってお礼を言いたいものです。

京都市北区北大路通りにて

朝の通勤、通学の時間を通りました。京都市内はカートにとっては非常に歩きにくかったです。路駐多いし自転車多いし。そんな北大路通りを歩いていると

「待ちなさい!」というドスの聞いた声が聞こえました。あーやべーめんどくさい人かな〜と思い振り向くと

「これ使って!私も鹿児島出身なの!」というおばちゃんと握らされた5000円。朝金閣寺付近でみかけて再度みつけたため呼び止めたとのこと。実は愛知県出身ですっていう暇もなく会議のため5000円だけ渡して去って行きました。あのおばちゃんは元気でしょうか?また会いたいものです。

北海道興部の道の駅にて

この道の駅はタダで泊まれる施設があるのですが、台風のため3泊ほどしました。宿泊施設にはカートを置く場所がなかったため少し離れた屋根の下においておきました。出発の朝、カートにいくとおばちゃんが1人カートをジロジロ見ていました。

「ま、見るよなそりゃ。」と僕は思いました。すでにゴールした後の北海道だったため何千人とジロジロ見られてきましたから。このおばちゃんも好奇な目で見てるのかな〜と思いきや、ずっと僕の事を探していたとのこと。

引退してセカンドライフを満喫している方の中には、毎年の夏を北海道で過ごす。という方が珍しくありません。この方も毎年6〜9月は北海道でキャンプ生活をしているようで5年目とのこと。毎年の様に一風変わった旅人がいるため話題になるのだが今年はショッピングカートがいると聞いていたらしい。

そこでやっと会えたのが嬉しくてカートに帰ってくるのを待っていたとのこと。1時間ぐらい話して別れ際、お別れの握手をした際に紙を手に感じましたが、「何も言わず受け取りなさい!」というとてつもないオーラを感じ、何もいえませんでした笑

あのおばちゃんは元気でしょうか?また北海道に行ったら会えるのかな?会いたいな。

支援物資

多くの支援物資を知らない人、友人などから頂きました。

道の駅大栄(鳥取)

同い年の学生さん達に話しかけられポップコーンを大量にいただきました。元気してるかな?

道の駅能登(新潟)

朝起きて出発準備をしていると

カニをたくさんもらいました。ハサミなども用意してくれた道の駅のおばちゃん元気でしょうか?会いたいものです。

道の駅小松(石川県)

スイカを半分頂きました。スプーンなんて持ってないのでほじくって食べました。

道の駅米プラザ琵琶湖(滋賀県)

Twiterのフォロワーさんが支援品を夜の内にカートに引っ掛けてくれました。なんか夜、カートの付近がスーパーの袋の音したな。。。というのはこれでした。毎日野宿していると音にすごく敏感になります。

道中

Twiterを出発当時から見てくれている人で、兵庫県を歩いているときにご飯を食べるために片道100kmを飛ばして来てくれた女性がいました。「何でも好きなもの食べに行こう!」というので焼肉を食べに行きました。

「どんだけでも食べなさい」というので遠慮せず1人で2万円ぐらい食べました笑なんかお金持ちオーラがすごかったので大丈夫だと感じたので笑

その後、「足りないものはない?」というので、ガス缶や食料を近くのスーパーで買ってもらいました。片道100km飛ばしてわざわざ会いに来るなんてどんな変態かなと思いましたが(失礼)非常に素晴らしい方でした。日本を貧乏旅行している人と御飯食べるのが趣味なそうな。今では連絡をくれなくなってしまった。なんかあったのかなあ。

道の駅河野(福井県)

灼熱の中歩き道の駅で寝ていると夜中にバイク集団の音。これはハーレーだ!!ひとまずヤンキー集団では無いことをハーレーの音から確信し眠りに着く。が、、、非常に俺の周りでうるさい笑

カートで歩いてるってやべーぞこいつ!みたいな声がガンガン聞こえる。寝れんw

と確信した僕は挨拶にとテントを出る。そのまま意気投合して何故か片道50kmぐらいのバイクツーリングに出かけ屋台でラーメンを食した。逆光やばいけど今でもみなさんのことは鮮明に覚えていますw

今度福井に挨拶回りに行きます(と言い始めて既に3年目w)

北九州の公園

天下のヤクザの台所北九州。前日宗像市で寝ていた僕は距離的にどうしても北九州で寝ることに。

北九州と言えば治安がものすごく心配。発砲事件や物騒な事件で大体全国ワーストを叩き出す地域。ここしかない!と思い公園で野宿することに。カートを置いてすべり台の上のちょっと横になれるところで就寝中、ヤンキーの声が近づいてくるのを感じた。

「あ、やべーなこれ」と思った感のままどんどん近づくヤンキーの声。頼むからカートは壊さないでくれ!!と願う僕。

1時間ぐらいガヤガヤしてたヤンキーがカートに気づく。

「こいつやっべーぞww北海道まで歩いてるってよww」

「オワッタ」と思う僕。カートを壊すかと思いきや

「こいつ探そーぜwww」

「それはいかん!」と思う僕。まあすべり台の上だし見つからんし大丈夫か。と思ったその瞬間。

「おったーwww」という声

「死んだ。殺される。ここは北九州」と死を悟る僕。

「お前やべーなww歩いてるんだって?ちょっと来いよwww」

「あ、、はい、、すんません」
「まあ飲めよ!!」と渡されるビール。ヤンキー5人組からの選別。その後結構飲まされ最終コーヒーを奢ってもらいました。北九州いいところ。翌日起きた話しかけてくるおじちゃん。

「あんたは運がええ。ここは北九州のビバリーヒルズや!」

「ビバリー・・・ヒルズですか。。。」

まとめ

そんな感じで鹿児島から北海道まで歩いた際には自分のお金は1円も使いませんでした。ちなみに4ヶ月で自炊でお米40kg食べましたが1回も買ってません。歩いてると農家の方がくれるんですよ!本当に。

ちなみに8万6000円はフェリー代金を除いてます。これは事前に自分で払っていたので、3万ぐらいですかね。1日300円までと金額を決めて過ごしてたのですが、ゴールした時に3万円ぐらい余ってたのでそっからもう少し歩いた際に結構ハードに使いました。といっても1日1000円ですけど笑

しかしお金をくれるっていうのは素晴らしいですね。僕もお金をもらうまではお金をあげたことなんてなかったですよ。今では直接お礼を言うことの出来ない人に返す分を今の生活の範囲でできるだけ旅人に返していけたらなあ。と思っています。

日本縦断の際にお世話になった全ての方に感謝申し上げます。本当に、ありがとうございました。

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