動物愛護、ヴィーガンの人が食べる野菜のために駆除される命が見捨てられている件

猟師やってるきしころです。

猟師は動物愛護、ヴィーガンの格好の獲物。楽しんで生き物を殺してるだけに見えるからね。

本記事では「動物の死と関わらない人間なんていないよ」ということについて執筆していきます。

肉を食べたいので狩猟する

僕が狩猟する理由は「肉が食いたいから」です。それも自分で獲った肉を食いたい。スーパーに売ってる肉じゃない美味しさと感謝が、自分で獲った肉にはあるんです。

まあこの感覚を分かってもらおうなんて思っていないので、動物愛護の人達は安心してください。

自分で獲って捌いて食べるほど命に感謝する場面は、正直今の僕だとないですね。自分で獲って食べるのが最大限の感謝だと思ってます。

人にやらせず、自分で食う。

野菜を作るために殺される命もある

野生動物、とりわけ害獣とされる動物たちは何も肉として食べる為に殺されるわけではありません。

野菜を作る為にも殺される場合があります。むしろ狩猟より駆除(農作物などの被害を抑えるため)として捕獲される動物の方が数倍多いのが現状です。

鹿とイノシシは平成30年だとこんな感じ。

ニホンジカ・イノシシ捕獲頭数速報値(平成30年度)ニホンジカ・イノシシ捕獲頭数速報値(平成30年度)

つまり「野菜を作る為に駆除される動物の存在」は存在しているわけです。この事実を差し置いて

「野菜だけを食べてる僕らは動物にも優しい」という意見を僕は認めることはできません。すまん。

動物を大切にしたい。という気持ちは分かります。僕もペットに対してはその気持ちは非常に強いです。ただし野生動物(とりわけ狩猟対象)に対しては違った感情があります。

希少種や保護対象、狩猟対象意外の動物に関しては、「ああ、可愛いな」くらいに思っており、狩猟、対象に対しては「美味しそうだな」。駆除対象に対しては「減らさないとまずいな〜」と思っています。

自分は肉を食べないから動物を殺さず、野菜だけを食べている。なんてのは空想です。その野菜を作るために誰かが動物の命を奪ってくれているんです。

なるべく動物の死と関わりたくないのであれば、自給率を100%にするしかありません。それでもハエや小さい虫などは野菜を育てるために殺す必要があります。

人間だって安全に駆除したい

動物の駆除は命がけです。例えばイノシシによる人間の被害としては、平成30年に2人が死亡。52人が怪我をしています。

死亡は稀であれど、毎年数十人がイノシシによって怪我をしているのは事実。

こちらの動画では電気ショックを使っていますが、人間が感電する可能性も0ではありません。

檻の中にいるイノシシに向けて銃を発砲し駆除する場合もありますが、こちらは非常に危険。柵に当たった弾が跳ね返ってくることもあります。まさに駆除は命がけ。

なのでこのようにアライグマを金属バットで駆除することもあります。金属の場合充電との兼ね合いや通電の危険性がありますからね。

もちろん金属バットが称賛されるものではないのは重々承知していますが、合理的な選択なんです。駆除は個体数を減らすという仕事。ここに「可哀想だな」という感情は不要です。もし可哀想と思ってしまえば駆除できなくなり、誰かの被害が膨らみます。

猟師はサンドバッグ

猟師はサンドバッグ。これからも動物愛護とヴィーガンの人達が叩きやすいサンドバッグであり続ける運命でしょう。

動物の死と関わらない人間などこの世に一人もいません。

これを少しでも分かってもらえたらなと思います。