台湾自転車一周完全マニュアル

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先月34日間かけて台湾を自転車でほぼ一周してきた。

ほぼというのは厳密にいうと少しはしょているからだ。

一周という言葉が感覚で分かりやすいので使っているだけで、一周することが目的だったわけではない。結果的に一周はしていない。ほぼ一周。

滞在期間

台湾には10月の29日から12月の1日まで滞在していた。僕は愛知県に住んでいるが、航空券を買ったのは北海道の網走市にいた時だ。その時はショッピングカートを押して鹿児島県の志布志市から北海道まで歩いて行っていたのだが、次は海外を歩こうと航空券で安いところを探していたのだ。

結果自転車で旅行したのだが。 その時ちょうど、大阪-台湾を運航しているピーチ・アビエーション がセールを始めたのである。台湾には1度10日程度滞在したことがあったのだが4、5日程度極度の便秘(病院までいってしっかりカンチョーされた)によって消化されていたので丁度いい機会だと思って台湾を歩こうとチケットを買ったのである。

完全にノリである。旅行中だったのでアドレナリンも出て後押ししてくれたように感じるが、この選択は間違っていなかった。ちなみにセール価格で往復1万2000円程度であった。 自宅から関空までも、名古屋-大阪のバスが片道180円だったので往復360円。

難波駅から関空までの割引切符が片道1000円なので安いものである。 空も陸も安くなったものだ。

台湾は世界でも親日的な国である。
僕が台湾を推す理由はこれが大きい。

もちろんすべての方が無条件にそうではないが。

なんせ台湾人にこの言葉を幾度となく言われたのである。 「私たち台湾人は世界で一番親日ですよ!」なんて、15人ぐらいに言われた。

親日だ。反日だ。という言葉がテレビやネットでありふれている今ではあるが、ストレートにこう言われても僕ではうまく返せなかった。

「あーそうですよねー!!」なんてテキトーに返すしかない。

日本は世界で最もどこどこの国を好きです!

なんて感覚は一般にはないだろう。 感覚的に台湾は親日だねぇ。

なんてのがメディアを通してすり込まれているが、彼らからそう言われるとは思ってもみなかったので非常にびっくりした。

治安がとてもいい

自転車旅行となればキャンプ場や野宿も考えるようになってくる。そこで不安要素が治安であるが、日本と同等にいいと感じる。

海外サイト「Lifestyle9.com」が、FBI のデータを参考に「犯罪率」を主軸として選出したものであるはあるが、日本が1位、台湾が2位となっている。

無論、犯罪率だけみていれば2位だが恐らく窃盗は多い。特に原付バイク!

自転車で道を走っていると、至る所に乗り捨てられた盗難車であると思われる原付があったのである。台湾の原付保有率は人口の1,8人に1台とも言われるので、通勤通学等には欠かせないものとなってる。

その保有率になれば、自然とバイク駐車場にもものすごい数の自転車が止まっているわけで。台湾の大学に行った際に鍵がついてるバイクがないか見に行ってみた。

結果、100台とは言わないが200台みれば1台は鍵がついているバイクがある!

自転車はほとんど鍵がついていない….

野宿もできる!キャンプ場も多い!


あまり公に対して堂々と言う事ではないが、野宿ができる!!

僕はほとんどの野宿を現地の小学校で行わせてもらった。

台湾に対して税金も納めていないし、普通にホテルに泊まればそれだけ台湾にお金が入って嬉しいのだが、なんせ30日以上もあったので全て泊まるのは金銭的に厳しかったのである。

3日に1度は宿に泊まろうと思ったが、結局5泊しかしなかった。

台湾にある多くの小学校には守衛さんが夜もいて、門も閉まる所が多い。

ごくまれに門も守衛さんもいないところもあるが、探してる時間はないので守衛さんに交渉しにいくのである ..

ハッキリ言って相当怪しい。

守衛さんに話しかける人なんてほぼいないだろう。

大体の守衛さんは部屋の中でスマホのゲームをやっていることが多い。

交渉はこうやる。

1 ノックしてニーハオ

2 自転車を指さして漕ぐジェスチャー

3 左手で台湾の形を作って右手人差し指でグルリ

4 学校を指さしてお休みのジェスチャー

5 4までで大体分かるけど通じない場合簡単な英語か日本語で説明。

6 通じない場合元々作ってあった台湾語の定型文を見せる。

6を使ったのは1度だけ。寝るのを断られたのは1度もない。キャンプ場も1度もない。

小学校に結構な頻度でシャワーがついており、貸してもらっていたので宿も5泊で済んだのだ。

ご飯が美味しくて安い!


小龍包(150円) 台湾は外食文化が根付いている。

朝ご飯はほとんどの人が外食である。 早朝3時からやってるお店もある。

朝ごはんやさんの前には通勤、通学前にテイクアウトするために寄っている人でいっぱいである。 味も日本人に合うものが多く、メニューも漢字なのでなんとなく分かるのがいい所。

漢字のススメ

これが素晴らしい。台湾の地方部は若い人を除きほとんど英語が通じないのだ。

そういった場合に大変便利なのがこの子。漢字です。

今からどこに行くの?みたいな事を多分言ってる時などに便利。

行きたい土地の漢字は分かるけど読み方が分からない時にスマホでちゃちゃっと打って見せてもいい。

ペンと紙を用意して書いてもいい。

なんならわざとやってもいい。共通点の漢字を使うと、すごく親近感が湧くのだ。

台湾語の発音はとても難しく、カタカナで振ってある会話本なんかを見ても9割が通じないと思った方がいい。

代表的なものは謝謝はシェイシェイ。ご存じありがとうだが、1つ目の謝と2つめでは発音が異なる。 よく日本人がいうシェイシェイ。では通じにくいと思う。

自転車大国台湾

台湾観光協会によれば、台湾全土で約4000kmの自転車道が整備されている。

感覚だがこれは言い過ぎ。笑

恐らくバイク用の道と合わせてそのぐらいかな?

街中を除く基本的にどこでも写真のようにバイク用の道があるので、車の邪魔にもならずゆっくりと進める。

完全に自転車専用の道も多いが、バイクも走っている。

日本統治時代の線路を廃線にした際、そのルートを自転車道にしたところも多数あり日本時代に建てられた駅舎をサイクルステーションとして使われていた。

特筆すべきは、国を挙げて自転車での旅行者を応援していることだ。

全国にあるほとんどの警察署では無料で水を給水してもらえるし、少し大きい所ではシャワーを浴びさせてくれたりする。

個人が便宜を図っているのではなく、国としてやっているのだから驚きだ。

台湾人の方に何回も言われたことがある。 「もし寝床がなかったり雨が降ったら警察署で寝れるよ」と これに関しては不明。

さすがに勝手に自転車で旅行しといて雨降ったから泊めてください!なんて言えなかった。

しかしかなりの人数に言われた。もしかしたらそれも公式でやってるのかもしれない。最終手段としてどうぞ。

日本語の通用度

英語より通じる具合は高い。いや比べものにならない。

どんな田舎に行っても簡単な日本語は通じた。

一度小学校で寝る際に地元のおばちゃんが5人ぐらいでお話をしていたので、ここで寝てもいいですかと言いに行った時に1人の方が流暢な日本語を話したのはビックリした.

美味しい,ご飯。大丈夫。

単語は言うと意外と通じることが多かった。

よく言われる事だが、1895年から1945年までの50年間に渡り台湾を日本は統治していた。

その間に産まれ現在までご存命の方は日本人と思うくらい流暢な日本語を話す。

そして、今回旅をした際に人口300人程度の村で寝ようと思い夜ご飯を食べていた際、祖父が日本人という方に出会った日本統治時代に農業を教えるために新潟から派遣されてきたそうで、その方は会話できる程度に日本語を話した。

マグロの刺身やビールなどたらふく食べさせてもらい家にも泊まらせてくれた。

その方には孫が2人おり、彼らにも日本人の血が流れていると思うとなんだか不思議な気持ちになった。

日本人の方は結果的に戦争で亡くなったそうだ。

そのおじいさんはいつか祖父の生まれ育った日本へ行きたいと話していたのがとても印象に残っている。

温泉大国台湾

台湾にも日本同様温泉がたくさん湧いている。多くが日本時代に開発されたものであり温泉街が熱海に似た雰囲気を出すのはそのためか。 水着を着て入る温泉もあるが、日式と書いてあれば水着なしで入れる。 変わった湯も多く、温泉マニアも楽しませてくれるだろう。僕が入った温泉は5つ

  • 春陽温泉
  • 関子嶺温泉
  • 四重渓温泉(無料)
  • 安通温泉(無料)
  • 礁渓温泉(無料)
  • の5つ。世界的にも珍しい、

    というか2か所しかない冷泉の蘇澳温泉や海底から湧き出る緑島の朝日温泉などもあるので温泉マニアにはたまらないだろう。

    無料の公衆浴場を設けている温泉も多い。ただしほとんどの温泉が山の中腹にある!

    自転車で行く場合はひと頑張り必要。特に春陽温泉はすごい。

    標高1128mの街から崖を下ったところにある。

    最大勾配は恐らく20%。降りるのもブレーキかけすぎて握力なくなるし、登るのは全て歩いた。お風呂上りに汗だくである。

    豊富な景観!!


    起伏に富んだ道を走ることができる。僕は1128mまでしか行ってないので次は3275mまで行きたい。

    国の西側を走れば素晴らしい夕日を見ながら、東側は朝日を見ながら走ることができる。

    東側にある写真の清水断崖は旅のハイライトであった。

    台湾で一番危険な道と言われている。

    断崖で名のある千葉県にある鋸山が329mで東京湾に2kmで切れ落ちるのに対し、ここ清水断崖は2407mから海までたったの4kmで切れ落ちる。

    落石と大型トラックに気を付けて走る。アドレナリン全快である。意外と簡潔にまとまったという印象。 また何か思い出したら書く。

    まとめ

    あ、小学校で寝ると朝の4時や遅くても5時から地元の方の体操や太極拳が始まるのでいい時間に起きることができるのも特権。めざましいらず。

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